Paris City Guide - Watch

知る人ぞ知る観光スポット。歴史的装飾に包まれて、唯一無二の劇場体験を。

2025.08.14

ご存じのとおり、パリはシネマティックな街である。公的支援を受けた美術館、老舗の製作会社が投資した最新技術を整えた館、映画人が経営する名画座まで、パリだからこそ味わえる映画のときめきと出会いに!


Le Louxor
ル・ルクソール〈10区|バルベス〉

ル・ルクソールはエキゾティックなアールデコ様式の建築。至近距離のサクレクール寺院とセットで訪れたい。近くに電車が走っているのも、趣ある風景。 Architectures Studio / photo: Luc Boegly Äb0

1921年に建てられたネオエジプト風アールデコ様式の建物が老朽化で長らく閉鎖されていたのを、80年代にパリ市が買い取り2013年に再オープン。建築家のフィリップ・ピュマンはオリジナルの装飾をできる限り忠実に再現、アールデコ調の中に美しいモザイク模様が混ざったひときわユニークな外観が出来上がった。内装も豪華。3つの中で最も大きいシアターは映画館というよりオペラ劇場のようで、館内を見学するだけでも価値がある。上階のカフェのテラスからは近所にあるサクレクール寺院が見える。実は知る人ぞ知る観光スポット。

天井のステンドグラスも美しいシアター内。
INFORMATION
Le Louxor|ル・ルクソール〈10区|バルベス〉

住所:

170, boulevard de Magenta 75010

電話:

01-44-63-96-96

 Ⓜ︎:

BARBÈS-ROCHECHOUART

 休:

不定休

 料:

一般11.50ユーロ

案内人:佐藤久理子
雑誌編集者を経て渡仏。数々のヨーロッパの映画祭に足繫く訪れ、記事を執筆するほか、ゴールデングローブ賞の投票権を持つ映画評論家。パリ在住30年で、フィガロジャポンにおいてカルチャー関連の記事執筆も多数。 @kurikosato

  • ●1ユーロ=約164円(2025年6月現在)
  • ●日本から電話をかける場合、フランスの国番号33の後、市外局番の最初の0を取ります。フランス国内では掲載表記どおりかけてください。
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  • editing: Kuriko Sato

*「フィガロジャポン」2025年5月号より抜粋