Itoguchi 肌本来の美しくなる力を育む、みどりまゆのスキンケア。

Beauty 2024.08.05

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シルクと聞くと一般的に白色の繭を想像するけれど、緑色の繭が存在することを知っているだろうか？　この緑色の繭は野生の蚕が作るもので、シルク成分の純度が高い反面、野生ゆえ安定した量が確保できず、そのぶん希少な素材とされてきた。

そんな野蚕が作る繭の純度を保ちつつ、安定的な生産体制を叶えたのが「みどりまゆ」だ。新潟県十日町市で呉服のアフターケア事業を営みながら、きもの文化の継承、地域社会への貢献に尽力してきた「きものブレイン」が、自社内に設立した無菌工場で生産する美しい黄緑色の繭、それがみどりまゆ。専門家や大学と連携しながら研究開発を行い、スキンケアブランドのイトグチとして、シルクの可能性を引き出す製品を提案している。

イトグチが大切にするのは、肌が本来持つ美しくなる力を育むこと。何かと"やりすぎ""過干渉"になってしまう現代のスキンケアを見直し、洗顔から保湿までたった4品を、低刺激、摩擦レスなテクスチャーで設計。負担は最小限に、自ら輝く肌へと導く。

保湿成分セリシン、フィブロイン、ポリフェノールの一種であるフラボノイドなど、みどりまゆのシルク成分はもちろん潤沢に配合。さらに、十日町を含む魚沼エリアの水、新潟県の県木である雪椿の種子からとれるユキツバキ油などの地産素材や、桑白皮、甘草、芍薬、桑の実、ヨクイニンといった和漢成分も豊富に使用。オーガニックにもこだわり、コスモスナチュラルの認証を取得した。

ひとつひとつの製品を見ていこう。まずは、シルクの布団で優しくくるんでメイクをオフするような、低刺激ミルククレンジング。きちんと汚れを落としながら、紫外線や乾燥、空気中のちり、ほこりなどで刺激を受けやすい肌をいたわる。洗い流したあとも肌ふっくら。