メッシがワールドカップの試合中に涙を流してから2日後、父親の健康状態について家族が声明を発表。

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カンザスシティ・スタジアムで行われたワールドカップ2026、アルゼンチン対アルジェリア戦でのリオネル・メッシ。
(カンザスシティ、2026年6月16日)photography: Zuma/ABACA

6月18日、ESPNが伝えた声明の中で、メッシ一家は、アルゼンチン代表キャプテンであるリオネル・メッシの父ホルヘが病気と診断されたことを明らかにした。ただし、その病名については公表していない。

リオネル・メッシは深い悲しみを抱えながら、6月16日にアルゼンチン代表としてワールドカップの初戦に臨んだ。アルジェリア戦で自身の今大会初ゴールを決めた直後に見せた涙は、多くの人の目を引いた。試合後、メッシは次のように語っている。「なぜ泣いたのかって? それはサッカーとはまったく関係ありません。ここ数日、とてもつらい時間を過ごしていました。でも、代表団のみんなやチームメートには感謝しています。彼らはいつも私のそばにいてくれて、この試練を乗り越えるための大きな力を与えてくれました」この多くを語らないコメントから2日後、メッシ一家はESPNが伝えた声明を発表し、彼が見せた感情の背景について、さらに詳しい説明を明らかにした。

メッシ一家の深い憤り

「メッシ家は、ホルヘ・メッシが現在、健康上の問題に直面していることをお知らせします。現時点で彼は医師の管理のもとで療養中であり、患っている病気を考慮すると、容体は順調に回復へ向かっています」と声明は述べている。ホルヘがどのような病気を患っているのかについては、家族が公表を決めない限り明らかにされることはないだろう。実際、この声明ではまず、「ここ数時間に広まった情報や噂、憶測」を厳しく非難している。家族は、本来は家族の私生活に厳密に属する事柄に対して、一部の人々が示した配慮や敬意、慎重さの欠如に深い憤りを感じています」と、アルゼンチン代表の主将を支える家族は訴えている。さらに声明では、「責任ある行動、慎重な対応、配慮」を求めた。「誰かの健康状態や家族の心の平穏が、憶測や過熱した報道の対象となるべきではありません」と締めくくっている。

アルゼンチン代表に重くのしかかる不安

父の健康不安を抱えながらも、ラ・プルガ(ノミ)の愛称で親しまれるメッシはこの試合で圧倒的な存在感を放った。最初のゴールの興奮も冷めやらぬなか、アルゼンチン代表のキャプテンはさらに2得点を追加。これによりワールドカップ通算16得点となり、ミロスラフ・クローゼと並ぶ大会史上最多得点者となった。自身6度目のワールドカップに臨むメッシは、その伝説的な名声にふさわしい活躍を見せている。しかし、アルゼンチン代表の今大会の行方には依然として不安要素が残る。父ホルヘの健康状態が、メッシの戦いにどのような影響を及ぼすのか、その点が大きな注目を集めている。

From madameFIGARO.fr

※この記事は、フランスの新聞社「Le Figaro」グループが発行する「madame.lefigaro.fr」で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。

  • text: Camille Lamblaut(madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi