ウェス・アンダーソン監督最新作のために、モンブランが2つの万年筆を復刻!
Culture 2025.06.16
2025年5月に開催されたカンヌ国際映画祭で上映され、大きな反響を呼んだウェス・アンダーソン監督の最新作『The Phoenician Scheme(原題)』。この作品に登場させるため、監督からの依頼により、1950年代のモンブランのアイコン筆記具「マイスターシュテュック」(ドイツ語で「傑作」の意)が復刻! この難題に取り組んだのは、モンブランの職人たちだ。

『The Phoenician Scheme』Courtesy of TPS Productions/ Focus Features ©2025 All Rights Reserved
劇中に登場するのは、「マイスターシュテュック」ともうひとつは「ヘリテージ ルージュ エ ノワール コーラル」。1920年代のアーカイブより登場したコーラルの万年筆はキャラクターポスターにも使用されており、さりげなく、それでいて存在感を放っている。

『The Phoenician Scheme』Courtesy of TPS Productions/ Focus Features ©2025 All Rights Reserved

Roger Do Minh/TPS Productions/Focus Features © 2025 All Rights Reserved.
2024年にウェス・アンダーソン監督はモンブランのアイコン筆記具「マイスターシュテュック」の誕生100周年を記念し、モンブランのために短編のキャンペーンムービーを制作・監督を担当。その比類なきストーリーテリングと視覚的アイデンティティを通じて、モンブランの世界に独自の視点と新たな歴史を築いたのも記憶に新しい。
そこからブランドとウェス・アンダーソン監督の親交は続き、モンブランの職人たちにより過去の象徴的な万年筆の再現が実現。その筆記具は映画に登場するだけでなく、ウェス・アンダーソン監督の個人アーカイブにも収蔵されることに。そんな稀有なアイテムが登場する『The Phoenician Scheme(原題)』は、日本では2025年9月19日に公開予定。
さらに、7月にはモンブランとウェス・アンダーソン監督が再びタッグを組んだキャンペーンムービーの第2章も公開されるので、こちらもお見逃しなく!
text: Natsuko Kadokura
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