「目覚める必要があった」ブラピ、離婚直後のアルコール依存症支援会について語る。
Celebrity 2025.06.30
ブラッド・ピットはポッドキャスト番組「Armchair Expert」に出演し、アンジェリーナ・ジョリーとの離婚後に参加したアルコール依存症支援会、アルコホーリクス・アノニマス(AA)での「素晴らしい」体験について打ち明けた。

心の内をさらけ出した告白だった。6月23日(月)、アメリカの俳優ダックス・シェパードのポッドキャスト番組「Armchair Expert」に出演したブラッド・ピットは、アンジェリーナ・ジョリーとの離婚後に参加していたアルコホーリクス・アノニマスの集まりについて語った。その経験を彼は友人であるダックスの前で「素晴らしいものだった」と表現している。特に苦しかった時期に、絶望から抜け出すための新たな支えになったという。
「ただただ素晴らしい人たちだと思ったんだ。自分の経験や弱さ、過ち、欲望、苦しみ......そしてそれらすべてをユーモアを交えて分かち合っていた。振り返ってみても、本当に特別な体験だったと思う」と彼はその経験について語っている。
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「辛い時期だった」
当時うつ状態の真っ只中にいたブラッド・ピットは、精神的に不安定だったその状況下、この集まりの中に入るとすぐに「とても居心地の良さ」を感じたと明かしている。ただし、最初は少し「恥ずかしさ」もあったという。「本当にどん底で、何にでもすがりつく気持ちだった」と、彼はアルコホーリクス・アノニマスで出会ったダックス・シェパードに語った。「とにかく何でも試した。誰かが言ってくれることは全部やってみた。辛い時期だったし、絶望していた。目を覚ましたかった。だから自分にとって本当に大きな意味があったんだ。」
やがて時間が経つにつれて、ブラッド・ピットはその集まりを心待ちにするようになり、同じように苦しむ仲間たちの打ち明け話に深く心を動かされるようになった。「そういう場があることで、『自分もこの境界線を越えてみよう。何が起きるか試してみよう』って思えた」と語った。
61歳の俳優は、これらの集まりがいつ行われていたのかについては詳しく明かしていないものの、以前『ニューヨーク・タイムズ』のインタビューでは、2016年にアンジェリーナ・ジョリーと離婚した後、1年半以上通っていたことを語っていた。「自分の醜い部分をさらけ出すのは本当に解放感があった。そこには大きな価値がある」と当時語っていた。
From madameFIGARO.fr
text: Louise Ginies (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi