【江の島・鎌倉・葉山】涼を味わう「とっておきのかき氷」3選!
青い海と空がまぶしい、夏の江の島、鎌倉、葉山へ。海を眺めたり、街歩きをしてひと息つくなら、涼を感じられるかき氷がおすすめ。果実の香りを閉じ込めたシロップ、ふわりとほどける氷、店ごとに異なる美しい一杯に出会いに、ぜひ足を運んでみて。

丁寧な手仕事が光る、絶品かき氷
01. Tenzan lab.

江の島の島内、静かな路地を入ると、藍色の暖簾が風にはためいている。築80年の建物で、昔からこの地にあるような店構えだが、実はドイツ・ベルリンで人気を集めた甘味処で、今年の2月に移転オープンしたばかりなのだとか。
店主の難波さんがベルリンの市街で甘味処を開いたのは8年前。日本食レストランはあるものの、和菓子やかき氷などは見たこともなかったという現地の人々に徐々に受け入れられ、そこから行列ができるほどの人気店となった。
惜しまれつつも営業を終えたこの店が新たな地に選んだのが、江ノ島。ベルリン時代のお客様との交流は続いており、日本に旅行に来た際にはお店に足を運んでくれるそう。
手回しのかき氷機で、氷の硬さや感触をダイレクトに感じながら細かく削り出す、ふんわりしゃくしゃくのかき氷。きなこやほうじ茶など和の素材がマッチした上質な一杯は、最後のひとさじまでおいしい。

「シンプルなものがいちばん洗練されていると思う。そこにどれだけ深みを出せるかを追求しています」という、難波さん。ひとつの味を最後までしっかりと楽しめるようにと、素材を吟味し、すべて自らの手で仕込んでいく。
味の決め手となるコンデンスミルクも自家製で、牛乳を使うレギュラーと植物性ミルクを使うヴィーガンの2種類から選べる。ミルクにきび糖、黒糖、てんさい糖数種を加え、鍋でコトコト煮詰めたコンデンスミルクは、主張しないのに染み渡るような上品な甘さ。
みるく金時や宇治金時に添えられる金時豆やあんこなども土鍋で丁寧に炊いているそう。

定番のミルクをはじめ、旬の果物を使った季節限定のかき氷など、常時10種類ほどのかき氷が揃う。
お店に流れるゆるやかな時間とともに、ひと口ずつ大切に味わう、ごほうびのようなひと時が過ごせる。
Tenzan lab.
テンザンラボ
神奈川県藤沢市江の島1-6-30
営)12:00〜18:00
休)火・水
@tenzanlab
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優しい甘さで最後のひと口まで楽しめる
02. 鎌倉氷菓店

観光客でにぎわう鎌倉・小町通りから1本入った裏小町エリア。落ち着いた雰囲気の通りに7月に本オープンした「鎌倉氷菓店」。オープン初日から多くの人が訪れ、平日でも1時間待ちということも多いという話題の店だ。
この店の魅力は、素材への徹底したこだわり。「身体の内側からきれいに」というコンセプトのもと、白砂糖は使わず、きび糖や甜菜糖などを素材に合わせて使い分けた手作りのシロップと、何度も試作を重ねて完成したミルクソースがベースとなっている。
どちらも無添加にこだわったやさしい甘さとすっきりした後味で、最後のひと口まで飽きることなく楽しめる。

氷はその日の気温や湿度によって削り方をコントロールしているので、ふわっとしつつ、しっとりした感触も楽しめる。優しい冷たさで頭がキーンとなりにくいのもうれしい。
季節限定で人気のメニュー「メロンみるく」は、メロンの風味を引き立てるため、ミルクソースはあえて控えめに。仕上げに、鎌倉ミルクソースをベースにした泡状のクリーム、エスプーマをのせて、極上のスイーツのような満足感。

定番人気のメニューといえば「鎌倉抹茶」。北海道産あずきを使ったつぶあんが中に入っており、それが抹茶の風味やほろ苦さとマッチ。トップには抹茶エスプーマと自家製白玉を乗せ、和の魅力を存分に感じられる一杯に。外国人観光客にも大人気のメニューだそう。
「黒糖キャラメルピスタチオ」は、まろやかなコクとビターな甘さがたまらない。中に入った2種類のナッツの食感も楽しんで。
小町通りの散策中、暑さを忘れるためにぜひ立ち寄りたい注目の一軒だ。
鎌倉氷菓店(かまくらひょうかてん)
神奈川県鎌倉市小町2-12-36鶴ケ岡会館小町プラザ5号
営)10:00〜17:00
休)不定休
@kamakura.hyokaten
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海辺のリゾートホテルで、パフェ感覚のごほうびかき氷を
03. SCAPES THE SUITE

葉山の海辺に佇む、コンパクトデザインホテル「SCAPES THE SUITE」。レストランの大きな窓からは、穏やかな森戸海岸が一望できる。
ホテルのレストランで毎年6〜9月夏季限定メニューとして提供される特別なかき氷が今年も話題!

まずは“かき氷の女王”と言われ、人気のかき氷店「氷舎 mamatoko」も手がける原田麻子がプロデュースした一品から。氷は「信州深層天然水純氷」を使用し、削り方も原田氏のこだわりや技術が詰まっており、ふわりとして口の中ですっと消えるような口溶けに。
ソースの主役は、ゴールデンオレンジとみかんを掛け合わせた、甘さと酸味が絶妙なバランスの「湘南ゴールド」。三浦半島でも多く栽培されているスイカと合わせ、さわやかなひと皿に仕上げている。
上に乗せた杏仁クリームがアクセントとなり、すいかのグラニテとメレンゲ、すいか果肉といった、さまざまな食感が味わえる構成に。

次は、思わず写真を撮りたくなるビジュアルのかき氷を。県内の秦野市で70年以上続き、上質な茶づくりに定評がある高梨茶園の「やぶきた和紅茶」をふんだんに使用した、大人にぜひ味わってほしいかき氷。
すっきりとした味わいの和紅茶とみずみずしい桃の組み合わせがたまらない。香り高い赤桃ソースと白桃とミントのエスプーマが氷を彩り、見た目や香り、食感の変化も楽しめる、贅沢なかき氷だ。
宿泊はせずに、かき氷目当てで足を運ぶお客様も多いのだとか。目の前に広がる海と空を存分に味わいながらいただくかき氷は、夏の大事な思い出になりそう。
SCAPES THE SUITE
スケープス ザ スィート
三浦郡葉山町堀内922-2
営)ランチ11:30〜15:00、カフェ14:00〜17:00、ディナー17:30〜21:00
※かき氷の提供は14:30〜17:00のカフェタイム限定(最終入店16:00)。予約優先。
休)なし
@scapes_the_suite
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