古くさいバスルームを簡単に甦らせる3つの方法。
Interiors 2026.03.24

住まいの中でも大切にされる空間であるバスルーム。モダンさ、使いやすさ、そして心地よさが求められる場所である。もしあなたのバスルームを少し若返らせたいと思っているなら、試してみたいシンプルなアイデアを3つ紹介しよう。
それほど昔のことではないが、フランスではバスルームは住宅にとって必須ではない空間と考えられてていた。それでときに簡素な設備であったのだ。ところが数十年の時を経て、いまでは欠かせない空間へと変わった。身だしなみを整える場所であり、同時にプライベートな時間を過ごし、心身をリラックスさせるための"避難所"のような存在にもなっている。
もしあなたのバスルームが少し古く感じられても、安心して。すべてを壊してリフォームする必要はない。ちょっとした工夫で空間を新鮮に見せる方法はたくさんあるのだ。ここでは、簡単で効果的な3つのアイデアを紹介しよう。きっといまよりも、この水まわりの空間を好きになるはず。
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色を取り入れる
1970年代のバスルームといえば、壁一面から浴槽の周囲まで覆うような、鮮やかなタイルを思い浮かべる人も多いだろう。いまでは少し派手すぎると敬遠されがちなスタイルだが、当時の大胆さは評価に値する。そこで改めて見直したいのが「色」の存在だ。
近年のバスルームは清潔感を重視するあまり、どこか無機質で色味の少ない空間になりがちだ。しかし色を取り入れることで、空間はぐっと生き生きとし、アクセサリーや家具とのコーディネートの幅も広がる。
2025年にトレンドとして注目されたのは、明るく柔らかなニュアンスの色合い。時代を問わず合わせやすいベージュ、トープ、グレーなどのニュートラルカラーが人気。さらに空間に個性を加えたいなら、セージグリーン、オーシャンブルー、サーモンピンクといった温かみのある色もおすすめだ。木製家具とも相性がよく、自然な雰囲気を演出してくれる。壁の一面だけでも、思い切って全体でも、色を取り入れれば、ぼんやりとした朝の時間も少し明るく感じられるかもしれない。
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植物を置く
植物は屋外やリビングに置くもの、と思っていませんか?実はそうとは限らない。湿度があり、光がそれほど強くない環境でも元気に育つ植物は意外と多い。たとえば、湿気を好むオリヅルランやカラテアはバスルームにぴったりの植物だ。また、テーブルヤシを置けば、空間にほんのりとした地中海の心地よい雰囲気を吹き込んでくれる。植物は部屋に生命感を与え、壁の色とも自然に調和する。小さなグリーンを一つ置くだけでも、バスルームの印象はぐっと豊かになるだろう。
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タイルを縦に貼る
空間の印象をさりげなく変え、さらに広く見せるテクニックのひとつが、タイルの貼り方を変えること。従来のような横向きのタイルではなく、縦向きに配置してみよう。ここ数年、キッチンでは従来の横貼りのタイルに代わって、縦方向に並べるグラフィカルなデザインが広まってきた。そして今、その流れはバスルームにも広がっている。縦貼りのタイルは、空間にリズムを生み出し、視覚的に高さを強調してくれる。さらに、選ぶ色や素材によって印象は大きく変わり、デザインの可能性もぐっと広がる。
From madameFIGARO.fr







