パリジェンヌがリピート! 最高のヴァカンス先。
Paris 2025.03.15
フランスはマルセイユやコルシカ島、イタリアのヴェネツィアにフィンランドのタンペレまで。パリジェンヌたちが何度も訪れるヴァカンス先は?
Chiara Marhic|学生兼モデル FRANCE
Marseille マルセイユ
建築や音楽、ファッション、色彩、人々などが、ギリシャやイタリアそしてアフリカのムードを感じます。フランスではないようなユニークな都市です。食文化は常に進化をしていて、特に最高のパスタを味わえるレストランのÀ Moroや、タパス料理にワインが進むLivingston、ベストジェラート屋のVanille Noireがお気に入りよ。@chiara_marhic
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Ekaterina Glazunova|ファッションバイヤー ITALIE
Venezia ヴェネツィア
街は最高傑作の芸術だと思うわ。詩人ジョセフ・ブロツキーが「水は時間に等しく、美しさを倍増させる」と綴ったとおり、水がこの街の美しさを完成させているのだと思う。また、ペギー・グッゲンハイム・コレクションや街中の教会は必見。伝統工芸が好きならヴェネツィアングラスで有名なムラーノ島やブラーノ島を訪れて。@ekat.glazunova
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Calla Haynes|Calla創設者兼デザイナー FRANCE
Île de Ré レ島
ビーチで乗馬したり、娘と一緒にサイクリングしたり、牡蠣小屋で食事をしたり。絵本のような可愛い村を探訪できるレ島は、風光明媚な場所です。とても長閑な、フランスの真の隠れ遺産だと思える場所。おすすめは、ピノーと呼ばれるシャラント地方の特別なお酒を飲むことと、サーファーを眺められるリゼビーチで寛ぐこと。@callaparis
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Kaisa Similä|ヴィンテージ店Popular Favoritesオーナー FINLANDE
Tampere タンペレ
パリに移住してから、自分の故郷がお気に入りのヴァカンス先に! 幸せとインスピレーションを与えてくれるムーミン美術館と、街を一望できるピューニッキ展望台のカフェでコーヒーとドーナツを食べるのが私の定番。ハイキングに行けば豊かな自然に出合え、森の中では自分自身を取り戻せるような落ち着いた気分になれるの。@popularfavorites
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Charlotte Roudaut|「Beau Magazine」編集長 FRANCE
Corse et Cévennes コルシカ島&セヴェンヌ
コルシカ島のビーチは、地球上で最も美しい場所のひとつです! 特にムルトリという地域は自然や野生生物を保護し、息を呑むほどきれいな景色が見られる。コルシカ島近くの南仏セヴェンヌに実家があります。そこはこの地域の伝統的な石造り建築。奇岩がせり立つ森や、大峡谷が連なる石灰岩台地のセヴェンヌにも、ぜひ立ち寄ってください。@paulygabriella
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Jade Jollivet|クリエイティブ・プロジェクト・マネージャー ITALIE
Sicile シチリア島
夏はシチリアがあるエオリア諸島へ。火山や海など野性的で多様性に富んだ自然を満喫。早起きして海辺を散歩し、泳いだり読書をしたり、音楽を聴いたり、友人と優雅にランチも。一日の終わりにはマジックアワーの美しい夕日を眺めるために登山をしたり。日没後は港まで歩き、パスタを食べて心地いい眠りにつくのが幸せな過ごし方よ。@jadejollivet
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Neige Thebault|フォトグラファー FRANCE
Biarritz ビアリッツ
第二の故郷、ビアリッツで休暇を過ごすのが大好き。友人とヴィンテージカーで海岸沿いをドライブするの。サーフィン後にマルシェへ立ち寄り、地元のチーズや野菜を買って家で料理します。周辺にはChamp Lacombeなどおもしろいギャラリーや少し足を延ばせばビルバオ・グッゲンハイム美術館もあり、夏だけでなく一年中エキサイティングな都市です。@neigeaugustaceleste
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Lily Templeton|「WWD」記者 THAÏLANDE
Bangkok バンコク
現地に住んでいる友人に案内してもらって、マーケットを探索したり、話題の展覧会を見たり。ただただビーチで本を読みながら寛いで過ごす時間もあります。穏やかで平和的な空気に包まれたこの地では、ジャーナリストとしてリモートワークをするにも最適。地産食材で作られた料理は、高級であれストリートフードであれ最高の体験よ。@lilytempleton
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Kelly Lagoutte|インテリアブティックMezzanine共同経営者 ITALIE
Florence フィレンツェ
崇高な建物と美しい庭園のある、数世紀前の歴史がそのまま保存された街。車が少なくて、徒歩や自転車で回れるのも好きな理由ね。早朝にミケランジェロ広場を散歩し、美術館やサンタ・マリア・ノヴェッラ教会を訪れ、香水製造所で香水を作ったり。忘れてはならないのは、食前酒のネグローニとおいしいジェラートを楽しむこと! @kellylagoutte
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Monica de La Villardière|ファッションジャーナリスト CANADA
Toronto トロント
五大湖に面するトロントは広々とした空間とクリーンな空気が心地いい一方で、ダウンタウンは若々しい活気に満ちた二面性が魅力ね。夏は湖で泳いで日光浴、ボート遊びで自然とも触れ合え、子どもにも最高のヴァカンス先になると思う。"カナダのハンプトンズ"と呼ばれる少し離れたマスコーカ湖も風光明媚なエリアよ。@monicaainleydlv
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Philippine Darblay|ジャーナリスト ALLEMAGNE
Berlin ベルリン
19歳の時に住んでいたベルリンは、自由、冒険、歴史、文化、そして音楽も魅力で、いまも年に3回訪れるの。夏の公園とビアガーデン同様に、冬の暗闇と厳粛さも美しく、共産主義やブルータリズム建築も大好き。友人とナチュールワインを飲み、グルメ新スポットを発見し、何時間も歩き、たくさん踊って最高の時間を過ごしてるわ。@philoudarblay
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Alexandra Tistounet|百貨店Samaritaineマネージャー PÉROU
Amasonas アマソナス
最も思い出深いのは、パカヤ・サミリア国立保護区で、素晴らしい文化遺産を観光したことです。ペルーは昨今、美食家も注目しています。シェフのヴィルヒリオ・マルティネスによるCentralは、2023年に世界ベストレストラン50の第1位に。魅力的な歴史、圧倒的な風景、おいしい食事、素晴らしい人々、すべてがペルーにあります。@alexandratistounet
*「フィガロジャポン」2024年2月号より抜粋
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coordination: Elie Inoue