FEATUREin PARIS
パリのエディターに聞いた、おいしいカフェごはん8選。
2024.07.26
仕事前にカウンターでエスプレッソが飲めて、昼から夜遅くまでノンストップで食事ができて、夜はワイングラスを手におしゃべりに花が咲く。それがパリジャンの愛するカフェ。パリの街を知り尽くすフランス版「Madame Figaro」のライフスタイル担当編集者チームがおすすめするカフェで、地元っ子と一緒においしいランチをどうぞ。
1. Bistrot des Fables @エコール・ミリテール
2. Au Rêve @モンマルトル
3. Le Bougainville @パレ・ロワイヤル
4. La Grille Montorgueil @レ・アール
5. Brasserie des Arts @カルティエ・ラタン
6. Bistrot la Renaissance @ジュール・ジョフラン
7. Maison Louvard @サウス・ピガール
8. Le Cyrano @クリシー
推薦人
「Madame Figaro」
ライフスタイル担当編集者
1826年創業の「ル・フィガロ」紙から1980年に創刊の「Madame Figaro」は毎週金曜日に刊行される週刊誌。本誌とウェブでライフスタイルを担当する食通の編集者チームが集結!前列左から、エマニュエル・エムリ、ナタリー・ペトレ、後列左から、アレクサンドラ・マルシャン、マリー=カトリーヌ・ドゥ・ラ・ロッシュ、クレール・ミオーヌ。
1
Bistrot des Fables
(ビストロ・デ・ファーブル)
@エコール・ミリテール
新シェフの繰り出す、王道フレンチの味わい。
牛の頰肉を軟らかく煮込んだメインの「Daube de Joue de Boeuf, Carottes Fondantes」25ユーロ。日替わりランチは2皿24ユーロ、3皿29ユーロ
「小さなポーションに分けられるシェア可能な料理があるのもうれしい。接客も素晴らしく、ワインのセレクトもいい」(編集者/クレール)。
2
Au Rêve
(オ・レーヴ)
@モンマルトル
地元民が愛するカフェが、リニューアルして再スタート!
日替わりランチは2皿17ユーロ、3皿21ユーロ。この日の日替わりランチのメインは、白身魚のオーブン焼きに季節の野菜を添えた「Filet de Merlan au Four, Légume de Saison」
「ランチ、ディナーは丁寧に作られた定番ビストロ料理が美味」(編集者/エマニュエル)。
3
Le Bougainville
(ル・ブーガンヴィル)
@パレ・ロワイヤル
50年代の雰囲気そのまま、気取らない陽気なカフェ。
ビストロ定番前菜の酢漬けニシンとジャガイモの盛り合わせも、ニンジンを添えて彩りを。「Filets de Harengs, Pommes Tièdes à l'Huile」8.50ユーロ。日替わりランチは2皿23.50ユーロ、3皿28.50ユーロ
「フォルミカのテーブルと古いタイル、朱赤のバンケット席で、1950年代のまま時が止まったよう」(編集者/アレクサンドラ)。
4
La Grille Montorgueil
(ラ・グリーユ・モントルグイユ)
@レ・アール
食の街の歴史を語る、オーセンティックな一軒。
鴨のコンフィとピューレ状のジャガイモをオーブン焼きにした「Parmentier de Confit de Canard」17ユーロ。日替わりランチは2皿18ユーロ、3皿22ユーロ
「ワインリストも発見に満ちているし、ごきげんなサービスも◎。ジャン・ギャバンの映画『愛慾』の舞台になったカフェだから、パリ好きにおすすめ」(編集者/マリー=カトリーヌ)
5
Brasserie des Arts
(ブラッスリー・デザール)
@カルティエ・ラタン
ひねりの利いたフレンチを、アールヌーボー空間で。
前菜のマッシュルームのファルシ。「Champignons Farcis au Cochon et Gratinés aux Herbes et Comté」14ユーロ。日替わりランチは2皿29ユーロ、3皿36ユーロ photography: Charlène Pelut
「ランチ、ディナー、おやつはもちろん、スピークイージーな空間でカクテルも楽しめる」(編集者/エマニュエル)
6
Bistrot la Renaissance
(ビストロ・ラ・ルネサンス)
@ジュール・ジョフラン
撮影ロケ地にひっぱりだこの、ル・カフェ・パリジャンといえば。
ランチは2皿18.50ユーロ、 3皿22.50ユーロ。この日の魚料理は、シロイトダラ。ジャガイモと味噌風味のカリフラワーが付け合わせに。「Lieu Noir, Pommes de Terre Fondantes, Choux Fleurs rôtis au Miso,Crème de Moules」16.50 ユーロ
「タランティーノ監督をはじめ、たくさんの映画人を惹きつけてきたパリらしいカフェ」(編集者/アレクサンドラ)。
7
Maison Louvard
(メゾン・ルヴァール)
@サウス・ピガール
パンからデザートまで自家製! ブーランジュリー発のレストラン。
バンズはもちろん自家製。150gの牛挽肉にサンネクテールチーズをのせたハンバーガーは絶品「Burger Louvard」19ユーロ
「セメントタイルの床、アンティーク家具を置いた店内は寛いだ田舎の家の気分」(編集者/エマニュエル)。
8
Le Cyrano
(ル・シラノ)
@クリシー
食の街の歴史を語る、オーセンティックな一軒。
同店のウフマヨはハムを添えたタイプ。「OEuf Mayonnaise du Cyrano Pickles de Moutarde et d'Oignons Rouges, Condiment Pain Grillé et Jambon Prince de Paris」 8.50ユーロ。ランチは2皿22ユーロ、3皿26ユーロ
「タルティーヌやスコーンの朝食からランチタイム、シェアプレートを供するアペリティフからディナーまで、使い勝手抜群」(編集者/アレクサンドラ)