アップサイクルで日本の文化を豊かに。新御徒町のクラフトバー「Rinne.bar」がクラウドファンディング受付中。
Society & Business 2025.01.27
全国の家庭に眠る不用品を、工夫し、デザインして価値あるものに変える「クリエイティブリユース」の体験ができる新御徒町のカフェバー、Rinne.bar(リンネバー)が、新しい挑戦のためのクラウドファンディングに挑戦中。1月31日まで支援を受け付けている。
リンネバーを展開するのは、フィガロジャポンBWAピッチコンテスト2024でドリームアワードを受賞した小島幸代さん。2019年、家庭に眠るものを楽しく生かすことが環境や社会を良くするという考えのもとにRINNEを創業し、その翌年、お酒を飲みながら、全国から集まった不用品を使ったクラフト体験ができるリンネバー(東京都台東区)をオープン。今年2月で5周年を迎える。
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広がるニーズに応え、より大きな可能性を追求するため、新御徒町の店舗は2025年をもって役割を終え、新たなステージへと進むことに。2026年には新天地での展開を予定しているが、さまざまな世代が交流しながら気軽にアップサイクルや社会課題について語り合える場として愛されてきた新御徒町のリンネバーの魅力をもっと多くの人に届けたい、という思いから、今回クラウドファンディングに挑戦している。
目標額は500万円。集まった支援は2025年2月末日〜7月末日までの営業継続のための資金、および5周年記念イベントの企画運営、次世代に「楽しい資源循環」を繋ぐために使われる。
「私たちのような草の根の活動が文化に少しずつ育っていく。そんな一歩を後に続く若者に見せられたらうれしい」と小島さん。
人々が大切に使ってきたものの思いや温もり、豊かな暮らしを、新しい形で次世代に受け継いでいくーー。アップサイクルで、日本の豊かな文化を築いていくリンネバーの挑戦、ぜひ応援して。
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photography: Courtesy of RINNE