ハリー王子とメーガン夫人の子どもたち、アーチーとリリベットの英国での新学期はどう始まった?

Culture

8月26日、ハリー王子夫妻は、ふたりの子どもたちとともに正式に英国での生活を始めた。それ以来、夫妻は子どもたちの新学期について、ほとんど明らかにしていない。

オーストラリア訪問中のハリー王子とメーガン夫人。 (シドニー、2026年4月17日)
photography: Brady Jonathan/PA Wire/ABACA

英国王室にとって、新学期は慌ただしいものとなった。9月8日(火)、ジョージ王子が名門イートン校の門をくぐり、シャーロット王女とルイ王子がラムブルック校での学校生活に戻った一方、いとこにあたるアーチーとリリベットはどうしているのだろうか。8月28日、BBCは、7歳と5歳の子どもたちを連れたハリー王子とメーガン夫人が、正式に英国へ戻ったと報じた。しかし、それ以来、一家は極めて目立たないようにしている。現在のところ、ハリー王子夫妻が英国のどこに居を構えることを選んだのかは、はっきりとは分かっていない。ただし、夫妻がコッツウォルズに移り住んだとのうわさも一部で広がっている。

さらに、一家が英国に戻った時期は新学期の始まりと重なっており、アーチーとリリベットはちょうど新しい学校に入学したことになる。では、いったいどの学校なのだろうか。夫妻の英国帰国が発表されて以来、この点をめぐってさまざまな憶測が飛び交っており、オックスフォードシャー州のある私立学校は、国王チャールズ3世の孫たちが同校に在籍しているとのうわさを否定せざるを得なくなった。同校は生徒の保護者に宛てた書簡を送り、「ハリー王子夫妻が子どもたちをこの私立学校に入学させることを検討していたとのうわさが広がっているものの、9月1日時点で校長室には入学申請は一切届いていません」と説明した。ただし、「入学担当チームは引き続き状況を注視しています」と9月2日付の雑誌「ハロー!」が報じた。

田園地帯にある学校で

リリベットは小学1年生に相当するイヤー1、アーチーは小学3年生に相当するイヤー3に進級したが、ふたりは同じ学校に通っているとみられる。英国の学校や教育について、保護者にアドバイスや情報を提供するガイドブック『グッドスクールズ・ガイド』の広報担当者であるグレース・ムーディ・スチュアート氏が明らかにした。「ふたりを同じ学校に通わせるのは、夫妻にとってとてもよい選択だと思います。というのも、父親が英国人であるとはいえ、文化的な衝撃はとても大きいからです。ご存じのように、別の国へ引っ越すというのは、非常に大きなカルチャーショックになります」と、彼女は「ハロー!」に語った。

うわさによると、ハリー王子とメーガン夫人の子どもたちは、英国の田園地帯にある私立学校に通っているという。学費は年間2万6000ポンド(約542万円)を超えると、「ページ・シックス」が報じている。この学校には、屋内プールやフィットネスセンター、広大な遊び場、スポーツ施設など、最新鋭の設備が複数備えられているという。また、アートのワークショップや複数の科学実験室、大きな劇場、音楽や舞台芸術に特化した施設もあるとされる。こうした充実した教育環境を備える学校だが、その名称と所在地はいまだ謎に包まれている。

より自由な環境

スチュアート氏は、「こうした田園地帯の学校は、学業面でそれほど競争が激しいわけではありません。ですから、『誰がクラスで一番か』ということばかりを気にするような環境でもないのです」と説明する。さらに同氏は、ハリー王子夫妻がロンドン郊外にある共学校の私立学校を選んだのであれば、子どもたちは、ハリー王子が幼い頃に経験した環境よりも、はるかに自由でストレスの少ない環境で成長できるだろうと説明している。ちなみに、チャールズ3世の次男であるハリー王子は、ロンドン中心部にある男子校、ウェザビー・スクールに通っていた。その後、13歳まで、同じく男子校であるラドグローブ・スクールで学び、兄のウィリアム皇太子や甥のジョージ王子と同じく、イートン校へ進学した。しかし、ハリー王子夫妻にとって何よりも重要なのは、子どもたちが安全に過ごせることなのだという。

英国への帰国後、姿を見せることを極力控えているハリー王子とメーガン夫人が何よりも望んでいるのは、アーチーとリリベットのプライバシーを守ることだ。実際、ふたりの顔はこれまで一度も公にされていない。米国のメディアとは異なり、英国の報道機関には、王室の未成年者をめぐって一定の取り決めがある。王室の子どもたちのプライバシーは手厚く守られており、英国王室とメディアの間には、以前から暗黙のルールが存在する。メディア側は、王室の子どもたちが学校にいる姿を撮影した写真を掲載しない。その代わり、ウィンザー家は新学期の始まりに公式写真を公開するというものだ。しかし、ジョージ王子がイートン校に到着した際には、この伝統的な写真撮影が認められたものの、アーチーとリリベットの場合はそうではなかった。すでに英国王室の現役メンバーではないハリー王子とメーガン夫人は、子どもたちをパパラッチから守るため、最終的にメディアとこのような取り決めを結ぶことになるのだろうか。

From madameFIGARO.fr

※この記事は、フランスの新聞社「Le Figaro」グループが発行する「madame.lefigaro.fr」で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。

  • text: Leonie Dutrievoz (madame.lefigaro.fr)
  • translation: Hanae Yamaguchi