【CAだけが知っている!?とっておき美容vol13】 ミリ単位でボディを美しく整える、「韓国ピラティス」の魅力とは。
Beauty 2026.04.08
世界各国を飛びまわる現役のキャビンアテンダント(CA)や、CA経験者に「キレイの秘密」を聞く好評の連載。
第13回はアシアナ航空の元CAで、韓国在住歴15年以上というchikaさんの登場です。韓国と日本の美容意識の差、そしてボディメイク効果に優れた「韓国ピラティス」の魅力について、教えてもらいました。

今回紹介してくれたCA:chikaさん
新卒でアシアナ航空に入社し、CA時代から「韓方(ハンバン)」をはじめとする韓国の美容文化に親しむ。退職後はスパ勤務や美容関係のコンサル業を経て、韓国の高名なピラティス指導者「NAピラティス」のアン・ウォンギョン氏、ジャイロトニック指導者のミシェル・リー氏に師事。2022年より日本に拠点を移し、現在はパーソナルトレーナーとして活躍中。
「美は健康あってこそ」。韓国の美意識に親しんだCA時代
姿勢が良く、ヘルシーな佇まいのchikaさんですが、もともとは痩せ体型で、疲れやすいのがお悩みでした。
「CA時代は、ひと月のうち3週間ほど韓国に滞在していたので、現地の美容文化に触れる機会が多かったんです。日本と比べるととても意識が高くて、特に"美と健康"が強く結びついているのが印象的でした」
食生活に気を配るのは当たり前、ほとんどのCAが自分の体質に合った韓方の常備薬を持っていました。ときにはギャレー(航空機内のキッチン)で、「そのシミは簡単に取れるのに、なぜクリニックに行かないの?」と、指摘されることもあったといいます。

姿勢がよく、動作の1つ1つが美しいchikaさん。
「みんな行きつけの美容皮膚科があって、カフェに行くような感覚で施術を受けるんですね。ピラティスやヨガなどのエクササイズも、最低でも週1回、同僚は週3回くらい通っている人が多かった印象です」
そんな環境で過ごしているうちに、chikaさんも韓方やアロマに興味を抱き、本格的に学ぶために学校に通います。そして航空会社退社後に出合ったのが、ピラティスでした。
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女優やモデルを顧客に持つ、業界屈指の先生に師事
もともと生徒としてピラティスに通い始めたchikaさんですが、あるとき友人から韓国のセレブやモデルを顧客に持つ、著名なピラティス指導者「NAピラティス」のアン・ウォンギョン氏の話を耳にします。
「通ってみたくてスタジオに連絡したら、新規の予約は受けつけていなかったんです。代わりに"インストラクターコースなら1名空きがある"と言われて、"じゃあそれに通います"って。当時はあまり深く考えていなかったんですが、いざ始まってみたら、同期は体育大の卒業生やバレエダンサーなど"身体を動かす本職の人たち"ばかり。本当に大変な1年間でした(笑)」

1年間真摯に学んだ末に、chikaさんは見事インストラクター資格を取得します。写真左のアン先生と「NAピラティス」のスタジオで記念撮影。
レッスンは非常に厳しかったものの、アン先生のピラティスを間近に見て、「実際に身体が美しく変化していくことに感銘を受けた」というchikaさん。
「韓国ピラティスの特長は、"ボディメイク"に長けていることです。身体全体のシルエットはもちろん、ウェストのこの部位をスリムにしたい、背中のこの部分を引き締めたいなど、ミリ単位で調整するような、細かな要望に応えてくれるんです」
どこの筋肉をゆるめ、どのように動かせば、理想のシルエットに近づけるのか。身体を熟知するアン先生のメソッドを習得するために、chikaさんもかつてないほど自身の身体と向き合いました。
「その結果、O脚が改善し筋肉量も増えました。体力がついたのが大きかったですね。疲れにくくなると、メンタルも前向きになるんです。先生の顧客である女優さんやモデルさんたちが、身体だけでなく表情までもイキイキと変わっていく様子をいくつも見ました」
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自宅で実践できる、「すらり脚」エクササイズ
現在は日本に拠点を移し、韓国ピラティスのインストラクターとして活躍するchikaさんに、自宅でできる美脚エクササイズを教えてもらいました。"ハムストリングス"と呼ばれる、太ももの裏の筋肉群を使うエクササイズです。
「スタジオではリフォーマーというマシンを使って行います。ご自宅ではゴムバンドや長めのバスタオルで代用してください」

スタジオで使用する、可動式ベッド型のリフォーマー。
まずは背中をぴったり床につけて、仰向けに寝ます。片足を上げ、土踏まずにゴムバンド、もしくはタオルを引っ掛けます。足を延ばすのが辛い人は軽く膝を曲げてもOK。
「この姿勢から、お尻は床につけたまま、足を天井に向けて伸ばし、その後ゆっくりと床に向けて下ろしていきます。背中が浮かないところまで下ろしたら、また天井に向けて上げていきます。この動作を10回繰り返します」

自宅では写真のように、ゴムバンドやタオルを使い、片足ずつ行います。
足の反動を使わずに、"お腹の筋肉"を意識して、足を上げ下げするのがポイントです。腹筋も鍛えられるので、お腹がキュッと引き締まる効果も。さらに、ヒップアップにも力を発揮してくれるそうです。
「現代人は足を動かすときに、前ももや膝だけを使う人が多いんです。おかげで、前ももがパンと張り出しやすいんですね。ももの後ろ側の筋肉を柔軟に保ち上手に動かすことで、すらりとした脚が手に入るんですよ。さらに、ハムストリングスを柔軟に保つと、骨盤が立ちやすくなるため、姿勢も改善します」

chikaさんのスタジオには、ピラティスやジャイロトニックのマシンが充実。
デジタルツールと向き合う時間が多い現代人は、気付かぬうちに身体も凝り固まりやすい傾向があるそう。また、「つい動かしやすい筋肉ばかりを使うので、それが身体のゆがみとして表れることもあります」と、chikaさんは話します。
「ピラティスは、凝り固まった筋肉をゆるめ、"本来あるべき状態"に戻してくれる点が魅力です。身体が自在に動くようになると、体調はもちろん、メンタルも前向きになるんです。皆さんにも、ぜひボディメイク効果に優れた、韓国ピラティスを体験して頂けたらと思います」
text: Namiko Uno






