update:2024/05/24
メニューはたったひとつ。だから、席について飲み物を注文したら、料理はすべておまかせ。素材を見る目に定評のあるシェフが提供する、繊細なコース料理をどうぞ。

オープンキッチンで天井も高く、白が基調の広々とした店内。店の雰囲気に合ったシックな客が昼夜訪れる。
凱旋門とシャンゼリゼからほど近い16区の閑静な通りに、昨年7月オープン。オーナーシェフは、有名レストランのみならず鮮魚店、精肉店でも修業し、素材を見る目を磨いてきた手島竜司さんだ。特に肉には強いこだわりを持ち、修業時代もともにしたビジネスパートナーは、いまは精肉店主となり、彼の元から厳選の素材を仕入れている。中でも「1度に、品種の違う牛肉を食べ比べてほしい」と、備長炭で焼いた数種の盛り合わせをコースのメインとして出しており、評判だ。

前菜のリムーザン産仔牛のタルタル。ふんだんにカラスミを散らしてある。カルダモンやコリアンダーの葉も味付けの要素のひとつ。

アミューズブッシュ3品。左から、薄くのばしカリッと焼いた炭入りパン生地のフォアグラムース詰め、マスタードマヨネーズのソースをかけたビュロ貝のフライ、カボチャのヴルーテ・アニス風味。夜はアミューズ4品、前菜・魚・肉各2品、デザート3~4品で80ユーロ。昼は6皿65ユーロと、4皿40ユーロの2つのコースがある。

肉料理の1皿目、ランド産地鶏のロースト。揚げたポロネギ、セヴェンヌ産タマネギのピュレとコンポートを付け合わせに。ワインはブルゴーニュを中心150種を揃える。