ロンハーマンとZIPAIRのサステイナブルな取り組みって？

Fashion 2023.04.26

“NEW BASIC AIRLINE”をコンセプトに、新しい時代に向けた安全でシンプル、かつサステイナブルなフライトを実現するZIPAIR Tokyo（ジップエアトーキョー、以下ジップエア）は、航空会社として世界初となる通年でのCO2排出量実質ゼロのカーボンニュートラル便をこの4月よりスタート。その持続可能な社会に向けた想いや取り組みにロンハーマンは共鳴し、ジップエアの成田ーハワイ・ホノルル線のカーボンニュートラル便でコラボレーションフライトを展開、5月8日より運航を開始する。

コラボレーションフライトでは、ロンハーマンが掲げるスローガン “Love for Tomorrow”をベースに、特別なオリジナルロゴをデザイン。コラボレーションフライトの象徴として、これを機体へのデカール装飾、機内ヘッドレスカバーにも使用。

サステイナブルな取り組み・1：カーボンニュートラルへの取り組み

ホノルル線のカーボンニュートラルは、ジップエアが取り組む排出権取引制度（J-クレジット制度およびCORSIA制度のクレジット購入によるカーボンオフセット）と再生可能な資源から生産される燃料SAFの活用により実現。また千葉県匝瑳市（そうさし）で環境保全型ソーラーシェアリング施設を展開する市民エネルギーちばとロンハーマンが協業するロンハーマン匝瑳店について、太陽光発電による自然エネルギーを生み出していることや、環境負荷の少ないエネルギーの存在をジップエアの機内動画にて伝えていく。

2020年に運航開始したジップエアトーキョー。食品ロス削減のための機内食の事前予約制の導入や環境負荷の低い食材を起用した機内食の開発・販売、機内食容器のプラスチック削減など、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを行う。ホノルル線の1回の運航では200トン強、週4便の運航で年間約4万トンのCO2が排出されているが、これを住友林業株式会社を通じたJ-クレジットで約4,000トン、双日株式会社と通じた米国森林プロジェクト創出のCORSIA導入で約36,000トンのCO2をカーボンオフセットする。

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サステイナブルな取り組み・2：美しい自然を残すための支援

ハワイでつながる両社が、オアフ島でエコロジカルレストレーション（環境復元活動）を行う団体をサポート。生態系を破壊している外来種を除去し、原種を植えることで自然の治癒力を高め、本来の肥沃な土地に戻す活動やツーリズムの教育プログラムを行う彼らの活動を世に伝え、豊かな自然を守っていくための学びの機会をつくるとともに、ボランティア参加やドネーションなどを通じて支援する。

カーボンニュートラルフライトの実現により、ハワイのスローガンであるレスポンシブル・ツーリズム（責任ある観光）を謳うマラマハワイへ参画。環境に配慮したフライトのほか、地域資源の有効活用や地域社会との調和を図る取り組みを通じてハワイの環境を守りながら、地域社会の発展に寄与することを目指す。

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サステイナブルな取り組み・3：環境に配慮した選択肢の提供

カーボンニュートラル便やオリジナルの限定アイテムを通じて、環境や人権に配慮した選択肢を提供。コットンの原料である綿花の生産がもたらす社会問題や環境負荷の高さ、またプラスチックの大量生産による資源枯渇や海洋汚染問題などを伝え、地球環境への影響について考えるきっかけをつくる。そしていまを生きる私たち一人ひとりの消費行動や選択が、未来の姿を変えていく力を持っていることを伝えていく。