DIOR ディオールのクリエイションと和の美意識が交差する夢のパビリオンが登場。
Fashion 2026.02.27
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2026年2月12日(木)、東京・代官山に誕生した「ディオール バンブー パビリオン」は、世界で3つ目となるコンセプトストア。竹を想起させる外観、日本庭園、和紙の壁面やイグサを用いた内装など、和の美意識とメゾンのコードがシンクロする空間には、日本人クリエイターたちとのコラボレーションによる作品が随所に配され、ディオールの新たな創造拠点としての未来への可能性を示唆している。今回、この特別な空間を写真家の松原博子が撮り下ろした。

閑静な代官山の街並みに現れた「ディオール バンブー パビリオン」は、単なるブティックではなく、メゾンの創造性の集積として構想された"夢の空間"だ。そのスペースには、全体に渡って、日本のクリエイターたちの感性が織り込まれ、ディオールのコードと和の美意識が穏やかに共鳴。ゲストを迎えてくれるエントランス周辺には、プラントハンターの西畠清順が手がけた庭園が広がり、その先にフラワーアーティスの東信による美しい花の演出が加わることで、自然の生命力とメゾンのエレガンスが見事に調和している。
柔らかな光とジョナサン・アンダーソンによるモチーフが載った提灯が出迎える。

エントランスをくぐるとゲストを迎えるセントラル スペースは、空間全体の思想を象徴する場所。今シーズンは京都の老舗、小嶋商店が制作した提灯のディスプレイが置かれ、大きく開かれた余白のあるスペース構成は、ゲストたちが自由に回遊しながら各ルームを訪れる導線として機能するだけでなく、季節に応じたポップアップイベントの舞台としても活用される予定。展示スペースとしての柔軟性を備えつつ、メゾンの世界観をダイレクトに体感できる設計は、従来のストア概念を超えた"文化的パビリオン"としての役割を強く印象づける。

セントラル スペースを取り囲む内装には和紙が用いられ、柔らかな光を透過することで空間に繊細な陰影をもたらしている。壁や天井に施された和紙は、日本のクラフトマンシップとディオールのエレガンスを結びつける重要な要素であり、繊維の質感そのものが装飾のアクセントに。静かに包み込むような光の演出で、視覚的な華やかさではなく、感覚的な豊かさを重視した仕上りになっている。

随所に配置された提灯の柄には、ジョナサン・アンダーソンのコレクションに用いられているモチーフが反映されている。豊かな光が降り注ぐように設計されたセントラル スペースでは、静けさの中でメゾンが紡ぐ物語が際立ち、ゲストたちは、空間そのものを堪能できる仕掛けに。
幻想的な光がアーティスティックに満ちる空間で。

外観は、バンブーを想起させる造形をリサイクルアルミニウム素材で表現。自然への敬意とサステイナブルな思想を同時に示すシンボリックなファサードに。周囲には東信が手がけるガーデンが広がり、デザインスタジオのWE+によるベンチも配置されファンタジックなムードを醸す。人工素材と自然の要素が無理なく調和するように設計されたこのスペースでは、都市の中で自然に回帰する感覚を体験することができる。

敷地内の池には、ガラスの鯉のインスタレーションも配されている。水面に浮かぶその鯉の姿は、時間帯や光の角度によって表情を変え、特に夜のライトアップ時には幻想的な光景を描き出す。静謐な水面とアートの融合は、日本的な"余白"の美学を体現する要素のひとつであり、空間全体に流れる穏やかな空気感を象徴する存在に。
メゾンの遺産をアーティストたちが再解釈した作品がアクセント。

メゾンのヘリテージに触れることができるタイムレス ルームは、和紙の細工を駆使した壁面が印象的だ。さらにTAKT PROJECTとのコラボレーションによる、ディオールのアイコン「カナージュ」を封入したクリアなテーブルや椅子を配置。長らく愛されているメゾンのモチーフがアート作品として昇華されている。さらに、韓国の作家と組んだソファも置かれている。

タイムレス ルーム内のフィッティングルームでは、テキスタイルデザイナー、光井花による刺繍壁が出迎える。ディオールらしいトワル ドゥ ジュイを着想源に手刺繍で仕上げた壁に、枯山水を想起させるフロアカーペットのパターンが静謐な世界観を生み出す。視覚的な美しさに加え、精神性を感じさせるインテリアデザインでは、日本の美意識とディオールのクチュール精神を静かに重ね合わせている。
廃材を再利用したサステイナブルな什器も。

メンズ ルームには、コンテンポラリーデザインスタジオのWE+による微細藻類新素材「SO-Colored」のベンチ(画像 左)や、テーブルとチェアといった什器を配置。自然のあらゆるところに生息する微細藻類が生み出す色に着目した「SO-Colored」は、自然界の鮮やかで深みのある色彩が魅力。自然由来の色が織りなす独特のムードが心落ち着く空間を作り出す。

さらにフィッティングルームにもWE +によるチェアを配置。これらは、豊洲市場から出たプラスチックなどの廃材を再生した素材を用い、モダンなデザインに落とし込んだもの。壁には、タイムレス ルームと呼応するように光井花によるイグサの壁が採用され、ほのかな香りが漂うことで視覚だけでなく嗅覚にも訴えかける空間に。天井は畳を思わせる意匠で構成され、まるで茶室を反転させたような和の雰囲気が、五感を通して体験できる設計となっている。
ムッシュ ディオールがこよなく愛したモアレを感じるスモール レザー グッズ ルーム。

スモール レザー グッズ ルームの壁には、ムッシュ ディオールがオートクチュールで頻繁に用いてきたモアレ柄を取り入れて。繊細な光沢と波紋のような模様は、メゾンの伝統的なコードを空間装飾として再解釈したもの。その柄は、近づくほどにその質感の奥行きが感じられ、静かなるラグジュアリーを体現するエリアとなっている。
建築家・太田翔が彩るレザーグッズ ルーム。

建築家・太田翔による組み木のテーブルと椅子が空間に温もりを添えるレザーグッズ ルーム。伝統的な木工技術を現代的なフォルムへと昇華した家具は、プロダクトでありながらアート作品としての存在感も併せ持っている。ディオールのレザーグッズと調和しながら、日本の職人技の精緻さをさりげなく伝える設えだ。
フランスらしい"アール ドゥ ヴィーヴル"が体感できるカフェ。


カフェ ディオールでは、東信による植物を温室へ閉じ込め展示した「パラダリウム」や「ブロックフラワー」が空間に瑞々しい生命力を添える。さらに、切り絵作家の柴田あゆみの作品が天井をエレガントかつドラマチックに彩る。そんなディオールが考える"アール ドゥ ヴィーヴル"(暮らしの美学)が満喫できる贅沢な空間で、フランスでミシュラン三つ星を獲得した唯一の女性シェフ、アンヌ=ソフィー・ピックが監修したメニューを提供。さらに、光があふれる開放的なテラス席も用意されている。
館内には6つ目の空間として、メゾンの美学を反映させた「ディオール ブックトート」や「レディ ディオール」バッグの数々を集めたレディ ディオール & ブックトート ルームも設けられ、ジョナサン・アンダーソンによるディオールのクリエイションを堪能できる。ムッシュ ディオールの時代から受け継がれるコードと、ジョナサン・アンダーソンのモダンな視点、さらに日本のクリエイターたちの感性が交差するこのパビリオンは、単なる新しい店舗ではなく、和の美意識を通して再解釈されたディオールの新たな創造拠点として強い存在感を放っている。
上品な静けさが満ちる代官山という地に現れた、創造が掻き立てられるこの空間にぜひ訪れてほしい。
ディオール バンブー パビリオン
住所: 東京都渋谷区猿楽町8-1
営業時間:11:00〜19:00
03-6455-2286
カフェ ディオール by アンヌ=ソフィー・ピック バンブー パビリオンへの予約以下より。
photography: Hiroko Matsubara text: Tomoko Kawakami




