パワーを宿す、次なる時代の春メイク ボルドーをまなざしに巡らせて、定番メイクを新解釈。
Beauty 2021.02.16
秘めた強さと、更なるしなやかさを。メイクはいつだって、自信とパワーをくれる。メイクアップアーティストのUDAさんが提案する春のメイクルック、そのTIPSを教えてもらいました。新しい時代を生きるネクストステージの自分を、春色とともに楽しみながら見つけて。
愛あるボルドー。
抱擁力に満ちたボルドーをまなざしに巡らせ、たおやかな強さを宿らせて。
「ここ数年、ポップな色をポイントで楽しむメイクがある種のトレンドになっていましたが、今春はそこから一歩飛び出したい気分。クラシックなメイクを新解釈で楽しみたい、そう考えた時、“様式美(=骨格やメイクの定石)をデフォルメする”発想に辿り着きました。これも骨格に沿ってぐるりと色を入れており、本来なら上を強く、下を弱くするところを、あえて逆の発色に」(UDA)
HOW TO MAKE-UP
2.の左下のボルドーをアイホールに入れ、そのまま涙袋にも入れる。上まぶたの中央に2.の右下を重ね、発色を弱めて光感をプラス。眉は7.で中央から眉尻に向かって強さを補い、6.で上向きに。口元は8.を直塗りで
*『フィガロジャポン』2021年3月号より抜粋
photos : YUKI KUMAGAI (MANNEQUIN), HARUMI ONDA (OBJETS), maquillage : UDA (mekashi project), coiffure : NORI TAKEBAYASHI (YARD), stylisme : TOMOKO KOJIMA, réalisation : SACHICO MAENO