石井ゆかりの星占い

2024/4/29 - 5/5

今週の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。

29日に金星が牡牛座入り、1日に火星が牡羊座入りして、両者ともオウンサインとなります。愛やお金、情熱、闘いなどが、「ストレートに動き出す」「わかりやすい動きを見せる」ことになりそうです。
今回は特に、牡羊座には水星が、牡牛座には太陽・木星・天王星がそれぞれ、待ち構えています。単に「ストレートに動き出す」だけでなく、数カ月、1年といった時間をかけて準備されてきたことが、ここで一気に「本格的な軌道に乗る」ことになる気配があります。これまでもいろいろ小さな動きが散発していたけれど、それらがとうとう大きな流れとしてまとまって、否応ないトレンドになっていく、というイメージです。

ここで起こることは、今はじめて起こるようなことではなく、ある程度以上に想定され、予測されてきたのかもしれません。「たぶんそうなるんだろうな」と思われたことが、ここで一気に「現実化していく」ということなのかもしれません。そして、ここで動き出したことは、ある程度以上に「止められない」雰囲気をはらんでいます。
なんとなく不穏な書き方になってしまいましたが、良いことにも悪いことにも、このことは当てはまるのではないかと思います。すなわち、これまで前向きな思いを持って、理想に近付くための準備を進めてきた人にとっては、いよいよ「機が熟す」ということになります。一方、ネガティブな条件を、それと知りながらなんとなく放置してきた人や、自分が対処すべき問題を後回しにし続けてしまった人は、ここへ来て「想定通りの展開になる」ことが考えられます。意外性は、あまりないかもしれません。

ただ、牡羊座の配置も、牡牛座の配置も、とてもアクティブです。また、火星が土星の抑圧を離れて、より自由に「闘える」状態にもなっています。もし、本当に状況を変えたいという思いがあるならば、現状と「闘う」ことはむしろ、今週以降のほうが勝機がありそうです。牡羊座の火星は「新しい闘い」「闘いの始まり」です。自分自身との闘いを始めたい人にとっては、未来を変えるチャンスを自ら、作り出せる時だと思います。

今週はそんな感じです。

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石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。



今週の空模様



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