
世界遺産・法隆寺エリアでドイツの熱波サウナを体験
こんにちは、都田です! ついに念願のサウナ体験をしてきました。ドイツ発祥という「アウフグース」と呼ばれるサウナは、熱した石に水をかけ、立ち上った蒸気をタオルで仰ぐことで体感温度を上げるもの。
その施設「銀河倉 煖氣(ダンケ)」を友人が誕生させたとの連絡を受け、早速体験してきました。このネーミングは、あたためることを指す煖とドイツ語のありがとうの意味を重ねた造語だそうです。
オーナーの兪佗(ゆた)さんは、新宿のフラフープのエクササイズクラスでご一緒した仲間。アメリカの大学を卒業したのち、7年もの海外生活を経て1年過ごしたドイツでのアウフグースでの体験に感銘を受け、「日本でもこの貴重な体験をサービスとして提供できるゲストハウスがやりたい」と、ゆったりと時間が流れる古都の魅力に惚れ込んで法隆寺での暮らしを始めたのだそうです。
そうして生まれた「銀河倉」は、古民家を改築したいわゆるゲストハウスで、奈良市内、大阪市内、京都市内から1時間以内で到着する世界遺産の法隆寺がある斑鳩町の大和川沿いにあります。24時間、安心して快適な時間を過ごす環境は整っていて、母家には、1Fのクラシックな和室と自然光の入るダイニング、トレーニングスペースや音楽スタジオを備えています。
そこからでたところにBBQができる屋根のない中庭と3つの倉に囲まれ、プライベート感たっぷり! 実は事前にお願いしてオプションサービスの新鮮な地元野菜を含むBBQをオーダー。夜のサウナタイムに備えて早めの夕食をとらせてもらいました。
そして、倉の一つが、目玉となっているドイツ式サウナ・アウフグースが受けられる熱波サウナのスペースへ。ドイツでは、日本の銭湯と似ていて、街の至る所に誰でも気軽に訪れることができるサウナの文化があるんだそうです。最近でこそ、サウナが流行っている状況ですが、日々のストレスを労わりながら活力を取り戻せる健康施設が暮らしの一部になっているなんて羨ましいですよね。
サウナスペースの外には、電気やガスに頼らず、壁下から薪をたいていて、室内の温度を調節する熱伝導率の高いブラックシリカとパワーストーンの那智石を加熱する様子が見えます。そして、そのサウナストーンに水をかけるとたちまち、大量の湯気が発生!すかさず、タオルを頭上で振り翳し8の字に振り強烈な熱波が全身に降り掛かります。
ずいぶん浸透してきたロウリュというサウナと、中低温で体感的な温度を一気に感じられるという点では同じですが、仰いだ熱波で体を芯から温めてくれるアウフグースは初めて。50℃強の室温で驚くほど汗も吹き出して気分も最高です。
そして、そんな熱波のピークと冷水シャワーを繰り返し、湯気の立ち上る体を良質な奈良のブランド木材「吉野杉」のベンチに横たわらせてクールダウン。
周辺は、交通音も控えめで、サウナ石の水が少しづつ蒸発する心地よい音のみが聞こえてきます。体は深部からポカポカとして、お肌もプルップル。ただでさえも快適なのに、この日の夜は、そのまま布団に入って就寝。寝付きの良さに驚きました。
タオルや水着の洗濯脱水も洗濯機を利用させてもらうことができます。全てにおいてホスピタリティ度の高い「銀河倉」での宿泊。今後は、まさに工事中の2Fの屋根裏部屋を有効活用し女性専用のドミトリーにアレンジ。また来春に向けて美容と健康に特化する週末宿泊プランを展開予定とのこと。
ますます目が離せない「銀河倉」ですが、古都・奈良の魅力的なモデルコースに加えて、法隆寺エリアでのウエルネスプランを立ててみてはいかがでしょうか。
・銀河倉/煖氣(ダンケ)
住所:〒636-0132 奈良県,斑鳩町目安2-7-26
https://linevoom.line.me/post/1166934378414863677
Instagram:@gingaso_galaxy.barn
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