
布好きにはやっぱりたまらなかった、福岡の雑貨屋。
布が好きです。
編集IGAです。
パリのマーケットでレースを大量買いし、かごにレースを詰めて手持ちする不思議ちゃんみたいな人になってみたり、タイのチェンマイで民族衣装の布を大量買いして、結局そのまま積み上げている……ということになってみたり。
でも、やっぱり布を見るとつい集めたくなってしまうのです。
夏休み、福岡に行ってきました。
食はもちろんですが、センスのいい店が本当に多い。
なかでも訪れるのを楽しみにしていたのが、「ライトイヤーズ」。
モロッコ家具、インドのキルト、ガラスなどを扱うお店です。
私が買ったのは、下の写真の泥染めの布。
カンタ刺繍と呼ばれる刺し子を施したキルトを泥で染めた「OVER DYE」シリーズの1枚です。
もともと、インドでは母から娘に嫁入り道具として、キルトを贈ったそうです。
そんなひとつひとつ丁寧に紡がれた想いと自然の恵みである泥の風合いがなんともあたたかいのです。
今回は断念しましたが、次に欲しいのは、上の写真のKUBA CLOTH。
コンゴ中央部にあるクバ王国というところで使われている伝統的なラフィア素材の織物で、草ビロードと呼ばれるそうです。
グラフィカルなパターンと民俗調の雰囲気がたまりません。
ほ、ほしい……
と、物欲を満たしたところで、次は食欲!
私、旅先に行くとついラーメンを食べてしまいます。
NYに行っても一風堂に行き、パリでも新しいラーメン屋を探してしまう……
福岡で食べた感激したのは、2018年の5月にオープンしたばかりの「大重食堂 今泉店」
こちら、2017年の「WRGP」(ワールドラーメングランプリ)の優勝店だそうです。
WRGP、そんなものがあるんだ!!と今回初めて知りましたが。
ここのラーメンの特徴がコーヒー用のサイフォンでお出汁を抽出していること。
出汁は、「長崎のあご」「羅臼昆布」、自家製の牛、豚、鶏、ふぐ、鰹などなどをミックスしているそう。
さっぱりしつつも、コクがあり、最後スープをご飯にかけてお茶漬け風にしてもおいしいそうです。
福岡、まだまだ行きたいところが満載です!
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