35歳、シングルマザーのエディターが、パリに移住してみたら

2023年に通い詰めた、私のパリ散歩アドレス。後編

こんにちは、鈴木桃子です。私が2023年に何度も足を運んだパリのアドレスの後編では、食アドレスを中心にご紹介。お酒を飲まないので、気取りのないカジュアルなカフェやビストロばかりです。

●Le Baratin

ベルビルにあるビストロ、ル・バラタンは、パリでお世話になっているコーディネーターさんに「私の食堂なの」と、連れて行っていただいたのがきっかけ。気取りのない雰囲気とおいしいフレンチに心を掴まれました。私の中の、日本から来た友人を連れて行く店リストに即追加。ワインが飲めたら、きっともう堪らないんだろうなと思いながら、酒好きの友人を連れて今年は何度か足を運びました。

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●Bistrot des Tournelles

シェフが変わったそうで、最近人気があると、パリ歴の長い友人に連れて行ってもらったビストロ。マレ地区の便利な場所にあり、クラシックなフレンチが楽しめるとあって、友人がパリを訪ねてきた時の心強い一軒。マッシュポテトをたっぷり添えたビーフシチューが 有名だそう。

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●Miznon Canal

カナル沿いのミズノンは、日本から友人が来た時や打ち上げで何度も訪れました。気取りのないイスラエル料理の店で、予約はできないけれど、待てば大人数でも座れるのがありがたいです。カリフラワーの丸ごとローストやピタサンドなど、みんなでわいわい取り分けて食べるのも楽しい。パリ滞在で野菜不足の人たちにも好評。

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●Folderol

手作りアイスとワインのマリアージュを提案する人気バー。いつ訪れても、夜中まで大行列です。お酒を飲まない私は、もちろん締めのアイスクリームを食べに訪れるのみ。アイスクリームは日替わりで、オリーブオイルなど、ユニークな味もあり、何度訪れても飽きません。テイクアウトができるので、ホームパーティのお土産にも最高。

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●Mardi

昨年オープンしたカフェはうちの近所にあるため、ほぼ毎週末訪れていました。パリのカフェはせっかく良い豆を扱っていても、エスプレッソマシーンで淹れるアメリカンコーヒーが主流で、フィルターで淹れるコーヒーが全然ない・・・コーヒーが大好きな私ですが、パリに来た当初、そんな風に嘆いていたところ、友人のフランス人パートナーが連れて行ってくれました。ここは北欧の有名店の豆を仕入れ、エスプレッソやフィルターなど、豆を使い分けて淹れてくれるので、日本から来たコーヒー好きも大満足のはず。そしてシナモンロールがとってもおいしい!

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最近はシェフを召喚してポップアップイベントもやっています。こちらは12月に開催された日本人シェフ杉浦あきら氏のポップアップディナー。人数限定なので、インスタグラムを要チェックです。

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●Le Pont Traversé

昨年のパリ特集の撮影で訪れてから、はまった左岸のカフェ。歴史ある肉屋さんをリノベーションしたそうで、外観も内観も可愛らしくて、これぞパリのカフェという感じ。ケーキやタルトなど、カウンターに並ぶ種類豊富なスイーツに、いつも悩みまくっています。

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鈴木桃子

パリ在住エディター、ライター。1987年生まれ。早稲田大学在学時、20歳で結婚&出産。出版社勤務を経て、離婚後に渡米。帰国後、2016年よりフィガロジャポン編集部のエディターとして勤務。2022年10月より、高校生の息子とともにパリへ移住し、フリーランスで活動中。
Instagram:@momoko____szk

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