ライアン・ゴズリング、アカデミー賞の誤報で薄ら笑い!

Culture 2017.03.25

俳優のライアン・ゴズリングが、2月に行われた2017年度アカデミー賞授賞式で『ラ・ラ・ランド』が作品賞と発表された直後に取り違えが発覚した際、薄ら笑いを浮かべていた理由を打ち明けた。

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授賞式では『ラ・ラ・ランド』が作品賞に選ばれたものの、実はバリー・ジェンキンズ監督の『ムーンライト』が本当の受賞作だったことが判明。ライアンはステージで薄ら笑いを浮かべる姿をキャッチされた。この珍事は、プレゼンターを務めたウォーレン・ベイティとフェイ・ダナウェイが『ラ・ラ・ランド』で主演女優賞を獲得したエマ・ストーンの名前が書かれた封筒を誤って渡されていたために起きた。
ライアンがキャストやスタッフと一緒にステージに上がり、うち数人が授賞スピーチを披露している最中に取り違えが発覚。21日にAP通信のインタビューに応じたライアンは、大々的に報じられたリアクションについて質問を受けた。
「なんとも言いようがないよ。『ムーンライト』の受賞もすごく嬉しかったんだ。本当にすばらしい作品だよ。あれほどすばらしい作品が認められるのは良いことだしね」

惜しくも受賞は逃したが、主演男優賞にノミネートされていたライアンは現在、三角関係を描く実験的な恋愛ドラマ『Song to Song(原題)』のプロモーション活動中だ。同作ではマイケル・ファスベンダーやルーニー・マーラと共演し、テレンス・マリック監督が脚本も手がけている。マリック監督は2012年のテキサス州オースティンのミュージックシーンを背景にした同作をほぼ即興で演出したため、3人は脚本なしで演技することを余儀なくされ、まるで「安全ネットなしで演技をするような感覚だった」とライアンは打ち明けた。

そんなライアンは現在、『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督と再びタッグを組み、人類で初めて月面に降り立った宇宙飛行士ニール・アームストロングの人生を描く『First Man(原題)』のプリプロダクションに入っている。さらに今秋には、『ブレードランナー』の続編となる話題の新SF映画『ブレードランナー 2049』が公開されるなど、話題作が目白押しだ。

©︎Cover Media/amanaimages

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