私は仕事もできるしかっこいい! ってプロフィールに書きたい。
Culture 2017.10.17
芸能人じゃなくたって仕事をする上でセルフブランディングが必要と叫ばれる昨今。
セルフブランディングって? と考えた時に「なりたい自分になりきる」、つまり女優力がものを言うと思っています。
私が尊敬している22歳の経営者の女子がいるのですが、彼女はSNSのプロフィールに「最高にキュートでクレバーな経営者」と書いています。自虐の文化にどっぷり浸り、そのせいで自己評価がかなり低かった私にはなかった発想。
でも、そう書いたらそうなるしかないし、実際彼女はキュートでクレバーでその上どんどんアップデートできるという柔軟な人。無敵じゃないですか。
いくら仕事ができたって、かわいくたって自己評価が低かったら、その人はきっと楽しくないはず。
私も必要以上に「自分は才能ない」って追い込んでいたけど、そう思ってるうちは才能ほとばしる文章ってのは書けないのかもしれません。
てなわけで「ヒュー! 私めっちゃかっこよくて才能溢れまくり!」と自分に言い聞かせることにしました。
今は本心からそう思えなくてもいつかそう自分を洗脳できたら儲けもの。
最後に。正直、この本のタイトルを見た時に誰からも好かれるなんてこと絶対ないし、その必要もないんじゃないの? と思いましたし、この考えはゆるぎません。でも、「誰からも好かれている人の演技をする」ということなのかと考えると腑に落ちました。「みんな私のこと好きでいてくれてサンキュー」って演技をしていくうちに自己肯定感が高まって、その先に誰に何と思われても私は私、大丈夫と思える強さが待っているのなら、とても賛成なのです。

『働く女子の女優力 誰からも好かれて、心も体もラクになる』 別役慎司著 CCCメディアハウス刊
コラムニスト、エッセイスト。
近著に『私、子ども欲しいかもしれない。: 妊娠・出産・育児の“どうしよう”をとことん考えてみました』(平凡社刊)、『悲しきオンナたちの口癖 』(ぶんか社刊)など。
Twitter:@inuningen
texte:KAMIKO INUYAMA



