ハリー王子夫妻の好感度、最低値を更新。
Culture 2021.03.15
オプラ・ウィンフリーとのインタビュー以来、英国内でハリー王子とメーガン夫人の好感度が下がっていることが、3月12日に発表されたYouGovの世論調査で明らかになった。ハリー王子にとって、否定的な意見が肯定的な意見を初めて上回ったことになる。
ネッチェル・ウェルビーイングセンターで、マスタークラスに参加するハリー王子とメーガン夫人。(バーミンガム、2018年3月8日) photo : Abaca Press
ヒラリー・クリントンからビヨンセまで、アメリカの多くの著名人が支持を表明したハリー王子夫妻だが、イギリスの人々にとって、彼らのテレビ出演が非常に不愉快なものだったことは明らかだ。イギリスで、ハリー王子とメーガン・マークル夫人の好感度が最低値を更新したことが、世論調査機関「YouGov」の成人1,664人を対象とした世論調査で明らかになった(3月12日発表)。
ハリー王子のイメージ
「メグジット」以来、ハリー王子夫妻は英国王室の中で最も人気のないメンバーの一員だったため、驚くべきニュースではない。しかし、ここで問題なのは、ハリー王子のイメージだ。英国王室の歴史上初めて、36歳のハリー王子に対して肯定的な意見(45%)よりも否定的な意見(48%)が上回る結果になった。
彼の妻に関しては、好感度の低さはいつものこと。調査対象者のうち、『SUITS/スーツ』に出演していたメーガンに肯定的な意見を持っているのは31%のみで、大多数(58%)は否定的だ。
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エリザベス女王の好感度はまだまだ高い
英国王室のほかのメンバーについては、ほとんどが好感度を保っている。人種差別やハリー王子夫妻へのサポート不足が非難されているにもかかわらず、彼らの評価は落ちていないようだ。
エリザベス女王は80%の高い支持率で、王室内での好感度は依然としてトップ。ハリーの兄で王位継承権2位のウィリアム王子とその妻のキャサリン妃も、約4分の3の支持を得ており、今なお高い人気を誇っている。
イギリス王位継承者であるチャールズ皇太子だけが、CBSのインタビューの結果、好感度が低下。ハリーとウィリアム王子の父親であるチャールズ皇太子については、否定的な意見が6ポイント増加(42%)し、同時に好意的な意見が9ポイント減少(49%)した。
texte : La rédaction avec AFP