ニコール・キッドマン、最新作の撮影を時々中断していた意外すぎる理由とは?
Celebrity 2024.10.30
57歳の女優ニコール・キッドマンは、スリラー映画『ベイビーガール(原題)』の撮影中、特にアントニオ・バンデラスやハリス・ディキンソンとの親密なシーンでいくつかの困難に直面した。
ヴェネツィア映画祭で映画『ベイビーガール』を披露するため、レッドカーペットを歩くニコール・キッドマン。(2024年8月30日)photography: Getty Images
ニコール・キッドマンが、8月30日にヴェネツィア映画祭でプレミア上映された、オランダ出身のハリナ・ライン監督のエロティック・スリラー映画『ベイビーガール』に出演する。
オーストラリア系アメリカ人女優は、10月22日に『ザ・サン』紙のインタビューで、男性の共演者との親密なシーンが非常に難しかったと明かした。その影響で、何度か撮影を中断せざるを得なかったほどだった。
「撮影中に何度も『もうオーガズムを感じたくない。近寄らないで。こんなことはもう嫌。もう二度と誰にも触れられたくない!』と思った瞬間がありました」と彼女は語った。さらに「それを乗り越えましたが、その感覚はとても強烈で、まるで燃え尽き症候群のようでした」と続けた。この努力が実を結び、彼女はヴェネツィア映画祭でこの役柄に対し、最優秀女優賞のヴォルピ杯を受賞した。
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「男性監督とだったら、成し遂げることができなかったと思う」
ヴェネツィア映画祭のレッドカーペットで一緒にポーズをとるアントニオ・バンデラス、ニコール・キッドマン、ハリス・ディキンソン。(2024年8月30日)photography: Getty Images
映画『ベイビーガール』で、57歳のニコール・キッドマンは64歳のアントニオ・バンデラスや28歳のハリス・ディキンソンと共演している。若手俳優のハリス・ディキンソンは、最近の『アイアンクロー』(2023年)や2022年のカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した映画『逆転のトライアングル』で知られている。セクシーな役柄に定評のあるニコール・キッドマンは、オランダの監督ハリナ・ラインの存在によって、『ベイビーガール』で自らの限界を超えたようだ。「男性監督とだったら、私はそれを成し遂げることができなかったと思います」と彼女は『ザ・サン』に語った。
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三角関係とパワーゲーム
映画『ベイビーガール』のプレミアに登場したニコール・キッドマン、ハリナ・ライン監督、ハリス・ディキンソン。(ロサンゼルス、2024年10月18日)photography: Getty Images
『ベイビーガール』でニコール・キッドマンは企業CEOのロミー役を演じている。彼女はアントニオ・バンデラス演じるジェイコブと結婚し、ふたりの子どもがいる。日中はパワフルな彼女だが、プライベートでは支配されることを好む。夫に満たされない思いを抱えている彼女はインターンのサミュエル(ハリス・ディキンソン)との不倫をスタートさせる。(フランス国内では)1月15日に映画館で公開予定だ。
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text: Juliette Gurunlian (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi