「20歳のときよりずっと若い」。87歳のジェーン・フォンダは自分が「老いた」と思っていない。
Celebrity 2025.02.24
オスカー女優のジェーン・フォンダが自分の年齢や老いについて語った。
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87歳のジェーン・ホンダは今の自分が「20歳の頃よりずっと若い」と語り、自分が「老いた」とは思っていない。photography: Taylor Hill/FilmMagicGetty Images
ジェーン・フォンダにとって、年齢はただの数字だ。活動家としても知られる女優は、老いるのは必然だなんて思わない。87歳になった今日、映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』の主人公同様の現象が自分に起きている気がするとさえ言う。「自分が老いたと思わない。あらゆる面で20歳の時よりもずっと若いもの」と、2月18日、「ニューヨーク・タイムズ」紙によるインタビューで断言した。
米の人気ドラマ『グレイス&フランキー』シリーズのヒロインも務めた女優にとって、高級スニーカーブランド、ゴールデン グースの新ラインキャンペーンのようなファッション広告キャンペーンに起用されることはとりたてて特別なことではない。「年取っても声をかけてくれるブランドがあって良かった、なんて考えもしなかったけれど、改めて考えてみるとこれってクールでいいわね」と言う。彼女はロレアル・パリの顔でもある。
ファッションとビューティーのアイコンとして、女性たちのお手本であることに悪い気はしないものの、それは「何を着ているかの問題ではない」と言う。「アクティブでいること、健康であること、政治的信念を主張すること、良い姿勢でいること、好奇心を失わないこと。そうした点に女性たちは関心があるの」と言う。それが彼女の永遠の若さの秘訣なのかもしれない。
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いつまでも若々しく活動的なジェーンだが、肉体的な老いの進行という現実を否定するわけではない。
エアロビクスの元女王は2022年にがんを克服しており、現在も「50歳以上の人が専門の、非常に慎重な」コーチの特別指導のもとで定期的にトレーニングを続けているそうだ。「上半身と下半身を1日おきに鍛え、昔と同じような運動をするけれど、ひとつ大きく違うところはゆっくり動くこと。歳とるとそれが大事になる」。前向きの姿勢を失わない女優は、どの世代にとっても魅力的だ。
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text: Victoria Hidoussi(madame.lefigaro.fr)