オーストリア大公妃エステル、ガンにより46歳で逝去。夫と5人の幼い子どもたちが葬儀に参列。

Celebrity 2025.03.14

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葬儀はニースのシミエ・フランシスコ会修道院で行われた。

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2025年3月11日にオースリア大公妃エステルの葬儀が行われたニースのシミエ・フランシスコ会修道院。photography : ANDBZ/ABACA

なんと痛ましい光景だろうか。3月11日、カール・クリスチャン大公と5人の子どもたちが妻であり、母であるオーストリア大公妃エステルの棺を囲んだ。彼女の葬儀はニースのシミエ修道院で執り行われ、家族や友人たちが参列した。デジタルマガジン「ポワント・ド・ヴュ」によると、参列者にはベルギーのアストリッド王女とその夫、オーストリア=エステ大公のロレンツ、カストロ公爵、ルドルフ大公の弟カール・クリスチャン大公とその妻、マリー=アストリッド・ド・リュクサンブール、フェルディナント・ハプスブルク、ユーゴスラビアのセルゲイ王子とそのパートナーのイロナもいた。

死因はガン

オーストリア太公妃が亡くなったことは、3月8日の「フィガロ」紙に掲載された死亡記事で公表された。夫のカール・クリスチャン大公と子どもたち、彼女の両親と義父母の連名で「オーストリア大公妃エステル(旧姓ラプラ・ド・サン=ロマン)が生まれてから47年目の2025年3月4日、神のもとに召されたことを深い悲しみと共にお知らせします」と記されていた。大公妃は実際にはまだ46歳であった。ニース=マタンによれば、彼女の死因はガンだった。

残された家族は夫のカール・クリスチャン大公と5人の子どもたち。葬儀には幼い子どもも含めて全員が参列した。ジータ大公女(17歳)、アネスカ大公女(15歳)、アンナ大公女(13歳)、パオラ大公女(10歳)、そして小さなピエル=ジョルジョ大公(4歳)が無邪気に参列する姿に皆、涙を誘われた。

結婚式の思い出

エステル太公妃はピエール・ラプラ・ド・サン=ロマンとノラ・ブシャラット・ド・シャゾットの娘として生まれた。2007年4月18日、最後のオーストリア皇帝だったカール1世のひ孫カール・クリスチャン大公とモンジロ(サヴォワ県)で市民婚をした。さらに2007年6月2日にヴォワロン(イゼール県)で宗教婚をおこなった後、ふたりは新婚旅行にメキシコへ飛びたった。

ニース=マタン紙によると、エステル太公妃の葬儀はグノーの『アヴェ・マリア』で締めくくられた。大公妃は現在、ヴァレ墓地に眠っている。

From madameFIGARO.fr

text: Camille Lamblaut(madame.lefigaro.fr)

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