【メラニア夫人のコート騒動】メリル・ストリープとアナ・ウィンター、ファーストレディに苦言。
Celebrity 2026.04.09

映画『プラダを着た悪魔』の女優メリル・ストリープと、元ヴォーグ編集長アナ・ウィンターが、ファーストレディのファッションについて意見を交わし、4月7日発売の「ヴォーグ」のカバーストーリーに掲載されている。

photography: aflo
単独でも十分に手強い女性だが、ふたり揃えばなおさらだ。メリル・ストリープが、ミランダ・プリーストリーという役を再び演じる『プラダを着た悪魔2』では、アナ・ウィンターに大きく着想を得たキャラクターが描かれるが、現実の世界でもこのふたりが声を重ねることになった。「ヴォーグ」のカバーストーリーでは、ともに76歳のふたりが、グレタ・ガーウィグによるインタビューに応じた。もちろん、ファッションについて、そして特に女性が自らの力を示すためにどのような服装をすべきか、という点について語り合う機会となった。
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メラニア夫人のコート騒動
「現在のファーストレディが発した最も強いメッセージは、移民の子どもたちが収容されていた施設を訪れた際に着ていた、あの『アイ・リアリー・ドント・ケア、ドゥ・ユー?』と書かれたコートだったと思う」と、メリル・ストリープは語った。これは、2018年にファーストレディとしての最初の任期中だったメラニア夫人を指したもので、このコートに書かれたメッセージは「私は全く気にしていない。あなたは?」という意味になり、大きな論争を呼んだ。
その後、トランプ大統領の妻であるメラニア夫人は、このコートを着ていたのは、子どもたちのもとへ向かう飛行機に乗り降りする際だけだったと説明した。「私を批判する人々や左派メディアに向けたメッセージでした。私は気にしていないということを示したかったのです。どれだけ批判されても構いませんが、私は私が正しいと信じることをやめるつもりはありません。」と彼女は明言した。
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アナ・ウィンターとトランプ一家の冷戦
メリル・ストリープによる鋭い一言を受けて、アナ・ウィンターもさりげなく一歩踏み込んだ。「そもそも、女性がわざわざ"パワースーツ"を着る必要はないと思う」としたうえで、「たとえば、ミシェル・オバマのような本当に魅力的な女性を思い浮かべてみてください」と語った。元アメリカ大統領夫人を称賛しつつ、現ファーストレディをさりげなく引き下げる、エレガントな表現だった。
そもそも、メラニア夫人が「ヴォーグ」の表紙を飾ることを、彼女が編集長として一貫して拒んできたことを考えれば、驚くことではない。その理由は「編集方針に合わない」というものだった。一方、ミシェル・オバマとカマラ・ハリスは、アメリカ版「ヴォーグ」に何度も登場しており、「我々にとって、彼女たちはアイコンであり、他の女性たちにインスピレーションを与える存在」と彼女は述べている。「J.クルーを着ようと、デュロ・オロウを着ようと、マチュー・ブレイジーのシャネルのドレスを着ようと、彼女は常に自分らしさを貫いている」と、アナ・ウィンターはメリル・ストリープとのインタビューでミシェル・オバマについて改めて語った。一方、「ニューヨークの新しい"ファーストレディ"にも、私は大きな敬意を抱いています。彼女は本当にセンスがあって、ヴィンテージの服をよく着こなしています。若々しくてモダンでありながら、自分らしさをしっかり保っている。正直に言って、メラニア・トランプもまた、ファッションにおいて常に自分らしさを貫いています。」いずれにせよ、彼女は十分すぎるほど叩かれている。
from madameFIGARO.fr
text: C.L (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi



