「結婚式はホワイトハウスで」トランプJr.が描く明確な政治的意図。
Celebrity 2026.04.13

雑誌「ピープル」によると、ドナルド・トランプ大統領の長男は、婚約者ベッティーナ・アンダーソンとホワイトハウスで結婚式を挙げたいと思っている。この選択には、単なる偶然ではない深い意味があるようだ。

photography: aflo
父親と同じく、ドナルド・トランプ・ジュニアは、何でもとことん派手にやりたがる傾向がある。そのため、アメリカ人実業家の彼は、婚約者でインフルエンサーのベッティーナ・アンダーソンとの結婚式を、自分の周囲に強い印象を与えるために利用するのは、驚くべきことではない。
アメリカのメディア「ピープル」の情報筋によると、アメリカ大統領の長男は、他に類を見ない特別な場所、つまりホワイトハウスでパートナーと結婚式を挙げることを検討しているという。ドナルド・トランプ・ジュニアが2025年12月15日に父親のクリスマスパーティでベッティーナ・アンダーソンとの婚約を発表したことを考えると、この選択はさほど驚くべきことではない。そして、それには明確な戦略がある。「ドナルド・ジュニアが大統領選に出馬するにせよ、他の道に進むにせよ、彼らの将来の政治的役割への道を開くことになるだろう」と「ピープル」誌は報じている。
政治的野心
実業家のドナルド・トランプ・ジュニアは、数年前から確かに政治的野心を抱いている。彼は父親の大統領選挙キャンペーンに積極的に関わり、2016年、2020年、2024年の各選挙で全国を駆け巡り、有権者と直接会い、ガラや選挙集会に参加してきた。その影響力の証拠として、オハイオ州上院議員で非常に保守的な立場を取り、共和党内で意見が分かれるJD・ヴァンスを、父親の副大統領候補として押し進めたのも彼である。
トランプ大統領は2028年に行われるアメリカ大統領選に立候補することはできない(アメリカ合衆国憲法では大統領の任期は2期までと定められているため)のに対し、長男がその舞台に挑む可能性がある。2025年5月、カタールで開かれた経済フォーラムでこの件について質問された際、彼は立候補の可能性を否定しなかった。「やってみたいと思います......声をかけていただけるのは光栄ですし、自分の考えを受け入れてくれる方がいるのを見るのも嬉しいです。おそらく、身近なごく一部の人だけでしょう」とまず述べ、その後、意味深に「何が起こるかは分かりません」と付け加えた。
ドナルド・トランプ・ジュニアは、大統領選のレースが始まる前に、ベッティーナ・アンダーソンと結婚する可能性は高い。ただし、ホワイトハウスで挙式を上げる場合、しばらく待つ必要がありそうだ。「ピープル」誌によると、舞踏会用のホールはまだ完成していないからだ。トランプ大統領は昨年10月、この壮大で豪華なホールを建設するためにホワイトハウスの東棟を取り壊している。しかし、この計画は3月31日、連邦判事によって一時的に差し止められた。判事は、この建物の所有者ではない大統領が工事を行うには、議会の承認が必要だと判断した。
ホワイトハウスではすでにいくつかの結婚式が執り行われている。最近では、2022年11月に、ジョー・バイデン元大統領の孫娘であるナオミ・バイデンと弁護士のピーター・ニールの結婚式が行われた。
from madameFIGARO.fr
text: Solene Delinger (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi



