衝撃告白の後、エリザベス女王に届いたメッセージ。
Culture 2021.03.29
3月7日、オプラ・ウィンフリーがハリー王子とメーガン夫人に行った衝撃的なインタビューがCBSで放映されて以来、エリザベス女王の元に英国の国民から数百通の励ましのメッセージが届いていると、3月28日、「デイリー・メール」が報じた。
オプラ・ウィンフリーによるハリー王子とメーガン夫人のインタビューが放映されて以来、エリザベス女王の元には何百通もの励ましのメッセージが届いているという。(ウィンザー、2021年3月7日) photo : Abaca
グリーティングカード、手紙、ギフト...。ウィンザー城の郵便受けは、いつも以上に溢れているそうだ。3月7日、オプラ・ウィンフリーによるハリー王子夫妻へのインタビューが放送されて以来、エリザベス女王の元には、英国の国民から数百件の応援メッセージが寄せられている。これらの手紙は、94歳の女王にとって大きな慰めとなっているそうで、この集団的な支援に「喜び」を感じていると、3月28日のデイリー・メールが明らかにした。
女王の女官であるメアリー・モリソンは、他のアシスタントたちとともに、毎日これらの手紙の返事に追われているという。80代のモリソンは、返信の中で、女王陛下への「忠実なサポート」に感謝を述べたと伝えられている。さらに女王が、「この時期に」王室に寄せられている国民の「優しさ」に感謝していると付け加えている。
「悲しみに暮れる」ロイヤルファミリー
エリザベス女王は、ハリー王子とメーガン夫人がインタビューで行った人種差別の告発を受け、悲しんでいると伝えられている。
インタビューで、ハリー王子とメーガン夫人は、息子のアーチーの肌の色について、彼が生まれる前からロイヤルメンバーが「気にしていた」ことを明かした。しかし、夫妻はこの人物を明らかにすることを拒んでいる。
エリザベス女王は、3月9日に発表した公式声明の中で、これらの告発を「非常に深刻に受け止めている」とコメント。「ハリーとメーガンにとって、この数年がどれほどつらいものだったかを知り、家族全員が悲しんでいる。指摘された問題、特に人種に関する問題は懸念すべきものだ。記憶と異なる部分もあるかもしれないが、指摘は深刻に受け止め、家族が内々で対応する」と述べている。
一方、モナコのアルバート2世公は、BBCのインタビューで、ハリー王子とメーガン夫妻の告発は “不適切”であると考えていると述べ、エリザベス女王への支持を表明している。
texte : Chloé Friedmann 1 (madame.lefigaro.fr)