『エルメスのpetit h ーー プティ アッシュ』が中之島美術館へ！

エルメスは、4月29日から大阪中之島美術館にて『エルメスのpetit h ーー プティ アッシュ』を開催。

Photo : Eugenia Sierko 

プティ アッシュは、独創的で遊び心あふれるオブジェが生まれる発想の実験室。ものづくり、素材の再利用、サステナビリティをテーマに、エルメスの職人、アーティスト、デザイナーの自由な対話から生まれるユニークなオブジェの数々が、今回は大阪にやってくる。

2010年に誕生したメチエ（部門）であるプティ アッシュ。現在は、クリエイティブ・ディレクターのゴドフロワ・ドゥ・ヴィリユーのもと、「さかさまのクリエーション」と呼ばれるものづくりを実現している。どういうことかと言うと、プティ アッシュのものづくりは、あらかじめ用意されたアイデアや壮大なプランから始まるのではなく、素材から始まるのだ。レザー、シルク、クリスタル、陶器、馬の毛、金属……ほかのメチエで使われなくなった素材を、職人、アーティスト、デザイナーがあらゆる方法で組み合わせ、調整し、製作するうちに、思いもよらない形と素材の出会いが生まれる。美しさと機能性を兼ね備えたオブジェは、エルメスが大切にする創造性、素材の質、そして卓越したサヴォワールフェールそのものであり、驚きと遊び心にあふれている。

会場の空間デザインは、長年に渡りプティ アッシュの活動に関わってきたアーティストの河原シンスケが担当し、今回は舞台美術のような書割によってプティ アッシュのための空間を描いた。フランスの卓越したクラフトマンシップと日本の洗練の極みが出合い生まれた特別な空間で、プティ アッシュのクリエーションにぜひ触れてみたい。

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Illustration by Shinsuke Kawahara, Photo : Charly Gosp

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Illustration by Shinsuke Kawahara, Photo : Charly Gosp

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Illustration by Shinsuke Kawahara, Photo : Charly Gosp