理想と現実の間に立って、ちょっとした調整が必要になるかもしれません。あるいは、調整がうまくいかなくてもそのまま、ごちゃごちゃっとした現実をなんとか受け入れていく、という流れになるかもしれません。この時期は「理想通り」でもなく、かといって「現実一辺倒」でもないのです。理想もある程度生かしつつ、現実にもなんとか対応していく、ある種の「いい加減さ・中途半端さ」が求められるだろうと思うのです。何でもキチキチ考えてしまうと、どっちにも動くことができなくなります。中途半端でもいいからにょろにょろと動き続けていけば、結果的に「よかった!なんとかなった!」という場所にたどり着けるはずなのです。
現実の中に理想を持ち込むのはなかなか難しいものですが、それでもこの時期は、結構うまく「まぎれこませる」ことが可能なようです。全部を理想的にやるのでなくとも、部分的に理想を混ぜ込むことで、全体が上のほうへと引っぱられます。なんでもマジメに考えがちな人も、この時期はちょっとイタズラしているような気持ちを意識するほうが、結果的に「ちゃんとできる」かもしれません。