石井ゆかりの星占い

2021/11/22 - 11/28

ふたご座

ふたご座

5.21 - 6.21

双子座は風の星座、つまり「関わり」の星座です。アウトロー的な生き方を好む人もいますし、「人と関わるのが好きではない、嫌い」な人ももちろん、少なくありませんが、「話し始めると、けっこう話してしまう」みたいな体感があるのではないかと思います。また、自分の話はしないけれども相手の話はガンガン聞き出す、といったスタイルの人もいるようです。

今週からは、「誰かとタッグを組む」「パートナーと動く」場面が増えそうです。ここで「相方」となるのは、普段からの反永続的パートナーの場合もあれば、今だけ、一時的にペアを組む相手である可能性もあります。いずれにせよ、ふたりで動いている方が、今は「なんとなく、ラク」だろうと思います。自分ひとりで決めよう、ひとりで動こう、と頑張ってしまうと、なんとなく考えがまとまらなくなったり、物事の「計量」が不安定になったりするのではないかと思うのです。

この「物事の計量」とは、「小さなことは小さく、大きなことは大きく見積もる」ということです。私たちはしばしば、小さなことを過剰に期待したり、重要なことを軽んじたりすることがあります。ネコを象と思い、象をネコと思い込むようなカンチガイを、けっこうやってしまうのが人間なのではないでしょうか。少なくともこの時期は、そうした錯覚が起こりやすい傾向があります。ゆえに「誰かと組む」ことが役立ちます。象のように大きなことだと思っていたけれど、パートナーに「あれはネコくらいのものだよ」と言われて二度見して「なるほど、ほんとだ!」と笑い出すような場面が、けっこうあるのではないかと思います。

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石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。



今週の空模様



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