高く、遠くを目指せる時です。素晴らしいチャンスを掴みつつある人も少なくないでしょう。あるいは、世の中と自分自身との新しい繋がりを発見し、価値観が激変しつつある人もいるかもしれません。この世界において「自分がどこにいるのか」という意識が今、劇的に変容し始めているのです。

今の貴方の目は本当に遠い場所、高い場所を見つめているため、少々自信を失いがちかもしれません。高い場所に立てば目が眩みますし、広い場所に立てば遠近感が掴めずにふらふらしたりします。見知らぬ場所に遠く旅をすれば、誰でも緊張します。やったことのない活動に取り組む時、ドキドキハラハラしない人はいませんし、へんてこな振る舞いをしない人もいません。今はおどおどしたり、挙動不審になったりしても、まったく問題ないのです。そうなるのが当たり前で、周囲もそのことはちゃんとわかっているからです。自分がどう見られるかより、自分の目の前にどんな世界が拡がっているか、ということのほうが、今はずっと重要です。初めての場所、未知の場所、より多くを求められる場所に立った時は、目をぐっと見開いて、「見られる側」ではなく「見る側」にならねばならないのです。

18日前後、ふらふらした足元をぐっと確かにしてくれるような出来事が起こりそうです。「どんなに遠くを目指しても、どんなに高い場所に行ったとしても、自分には土台となるものがあるのだ」「帰るべき場所があるのだ」という思いが、貴方に安定や安心、自信をくれるでしょう。誰かがそうした思いを、贈り物のように貴方に手渡してくれるのかもしれません。