「愛が満ちる」時です。特に貴方が「受け取るもの」が、とてもたくさんある時です。百万本の薔薇の花を恋人に贈る、という歌がありますが、「百万本の薔薇の花を受け取る」には、どうしたらいいのかな、と思うのです。それをすべて部屋に飾ることなど、とてもできないでしょう。では、どうしたらその思い、その贈り物の意味を「受け取る」ことができるのか。どうしたら、相手が「受け取ってもらえた」と思ってくれるのか。一休さんの頓知に頼りたいような、難問だなと思うのです。でも、それを何らかの知恵で受け取ることができたら、贈り主の思いは、わずかにでも報われるのかもしれません。
たくさんの愛や、機会や、希望や、喜びなどを、どうしたらちゃんと「受け取る」ことができるのか。今週の貴方の世界では、たとえばそんなことがテーマとなるのかもしれません。ただお礼を言えばいいとか、お返しをすべきだとかいうことでもないだろうと思うのです。お互いの関係性の中でしか通じない言葉があり、相手が期待ではなく、深く希望していることがあります。「応える」というのは、難しいことです。どうしたら「応えた」ことになるのかを深く考え、全力で応じた時、奇跡のような出来事が起こるかもしれません。