身近な人に叱られるのは、だれでも嫌なものです。他人に叱られるのも堪えますが、身近な人とはしょっちゅう顔を合わせるわけですし、叱られたことを「直したかどうか」のチェックが入ったり、何度も繰り返し同じことを言われたりするわけで、プレッシャーやストレスが継続しがちです。ただ、その叱責やお説教には、本当に耳を傾けなければいけないものもある一方で、的外れ・見当違いなものも、よく含まれています。身近な人の説教を「乗り越えていく」ことが、ひとつの人生の関門となるようなことも、あるものです。
このところ、身近な人の小言や文句に辟易しているなら、今週はそれを「どのように扱うか・どう捉えるか」を新しいやり方で考えられるタイミングとなりそうです。たとえば、自分が試みたり、取り組んでいる活動を、偏狭な価値観で全否定される、といったことがあれば、闘うか、あるいは距離を置く必要があるかもしれません。一方、これまで馬耳東風で聞き流してきたけれど、本当はもっと真面目に受け止めなければならない、と思えるならば、姿勢を改めることもできるだろうと思います。
「身近な人の気になる言葉」を自分ではどう判断していいか分からないなら、今週は第三者の意見が素晴らしく参考になりそうです。直接的な利害関係のない友だちや仲間に「どう思う?」と聞いてみると、意外な答えが返ってきて、悩みが吹き飛ぶかもしれません。