東京アフタヌーンティー白書。＃06 本場英国式のお茶会が楽しめる、築80年の洋館。

ますます盛り上がりを見せる東京のアフタヌーンティーシーン。本場さながらの英国式から日本茶スタイルまで、まさに個性派揃い。この秋おすすめな9軒のサロンから、ロマンティックな洋館でアフタヌーンティーがいただける、スリーティアーズをご紹介。

由緒正しい英国スタイルを洋館で。

スリーティアーズ（目黒）

「スリーティアーズアフタヌーンティー」2人前￥10,120

目黒の住宅街に佇む築80年の古い洋館。趣のあるこの建物で楽しめるのが、本格的な英国式アフタヌーンティー。それもそのはず。オーナーは、長年イギリス専門誌の編集に携わり、アフタヌーンティーに関する書籍を上梓してきた英国通。伝統的な3段スタンド（スリーティアーズ）にのるのは、上から、トライフル、パブロヴァといったスイーツ、2種のスコーン、3種のサンドウィッチとキッシュ（10月のメニューより）。
スイーツはもちろん、サンドウィッチにもスモークサーモン＆クリームチーズなど、イギリスらしさがふんだんにちりばめられている。
料理や紅茶についてや、本場でのアフタヌーンティーの説明など、オーナーがストーリーテラーとなって開催されるお茶会。淑女になった気分で背筋を伸ばしていただきたい。

PICK UP！

３段スタンドを食べ進めると、中盤で供されるのがアイスを添えた「季節のプディング」。取材時はベリーフレーバー。

DRINK MENU

インド、スリランカ産の茶葉やイギリスのブレンドなど10種以上の茶葉から、入れ替え制で上質な紅茶が楽しめる。最初の一杯にはキーモンの香り漂う「スリーティアーズ オリジナルブレンド」がおすすめ。エキゾティックな香りがする「英国風マサラティー」は、最後の一杯に注文する人も多いとか。

※この記事に記載している価格は、標準税率10%の税込価格です。