パリから上陸した話題店のタルト シトロン。

この春は、パティスリー・ブーランジュリー発信のスイーツに注目。生地へのこだわりが存分に感じられる、魅惑のクリエイションを堪能して！

■ 食感、コク、香りが三位一体に。

しずく型に絞ったレモンクリームはパリでも珍しいスタイル。大小のしずくをバランス良く配している点も、デザインのポイント。タルト シトロン ￥540

日本に上陸するやいなや、大きな話題を呼んでいるパリ10区の人気店「リベルテ・パティスリー・ブーランジェリー」。そのスペシャリテとしてぜひ味わっておきたいひと品が「タルト シトロン」だ。ベースのタルト生地は、仏イズニー社の高品質な“AOP発酵バター”の香りをほどよく効かせながらサクサクの食感に焼き上げたもの。その上に、レモン1/2個分を皮ごと使用して酸味を効かせたレモンクリームを絞り、仕上げにひとつひとつライムゼストを削りかける。パティスリーのレシピはパリの本店と同じもので、店舗のアトリエは、素材から調理工程のすべてが見えるガラス張り。世界に先駆けてオープンしたカフェスペースでは多彩なメニューも用意され、さまざまな楽しみ方を提案している。