星ひとみの天星術が導く、丙午から続く「戦いの時代」を生き抜く心得。
丙午である今年は、馬が暴走するような強いエネルギーが渦巻く。自我に任せて突き進んでしまうような出来事が増え、時代は混沌を深めていく。そんな流れの中で幸せに生きていくためには? 星ひとみが天星ごとに心得を伝授。

巫女の血筋を持つ家系に生まれた星ひとみ。東洋占星術、統計学、心理学、人間科学など、さまざまな占術から紐解き、20年以上かけて編み出したのが天星術だ。生年月日から導き出される数字をもとに、月・地球・太陽の3つの天星グループ、さらにそこから派生する12の天星タイプに分類し、個人の基本性格や運勢を鑑定。また、時代の流れを読みながら、開運アドバイスを告げる。
丙午である今年は、星いわく「馬が暴走する年」。馬によってエネルギーが強く燃え上がり、暴走、妄想、勘違い、頑固、決めつけ、突っ走るという言葉に象徴される出来事が起こりやすいという。
「丙午の年は、基本的に戦いのエネルギー。支配、依存、価値観が強化される。自分が正しいと感じ、自分のことしか考えられない。ある意味、感受性が高くて考えすぎてしまう。妄想しやすい、勘違いしやすい人は間違った方向に進みがちです。だから、一度立ち止まらないと自滅してしまいます。自分理論が強くなりやすい今年、そして下半期に手放すべきものは、こだわり、執着、頑固さ。穏やかさや温かさ、笑顔を大事にして」
社会情勢を眺めても、自分の立場や理性を顧みることなく自我を先行させる人が増え、不穏な気配が漂っている昨今。まさに、星が2022年のフィガロジャポンで言及していた戦いの時代の始まりが思い起こされる。
「23年から戦いの時代に入るため、個を磨いて自身の土台を作ることについてお伝えしていました。あの時に気付いて、何に挑戦し、何を学んで、何を頑張って目標にしてきたかが、現在に結びついています。偽物が増えてくる時なので、自身が築いてきた土台を使うことが大事」
それでは、この戦いの時代はいつ頃落ち着くのだろうか。
「どんどん変化するし、もっと悪化する。来年から火に入って悪くなるから、まだ抜けない。28年でゆっくりと変化して、29年は大凶。決めつけや勘違いをして戦ってきた人は、ここで破壊する。30年は吉凶が混ざり、32年から34年でようやく少し落ち着く。そして、43年あたりで大きな変化が訪れます」
混沌とした世の中はまだ続いていくようだが、「感情的になってはいけない」と、星は諭す。これからを生き抜くため、3つのことを意識してほしいという。
「まずは情報に流されないこと。人が言ったことを鵜呑みにしない。AIに聞いたことだけが正しいと思わず、勘違いしない。ふたつ目は、目の前の人の言葉を大切にすること。実際に見ていないのに決めつけたり、食わず嫌いをしないで。命は限られているから、生まれてきて、いま一緒にいる人とともに過ごせることを大切に。自分の五感で幸せを感じられるように気付ける人であって。三つ目は、必要のない情報や噂を手放すこと。ひとりで抱え込んで、AIだけに頼って友人に相談もしなくなる人が増えていく。それが正しいと思わないで、決めつけないことが大事。自分の考え方がすべてではない、正しいと思い込まない。ちゃんと歩いて、友人と喫茶店で話して感じたことや、時代の逆をいく昔ながらのものを取り込み、人間力を高めてほしい」
さらに、AIの影響によって幸せを感じにくい時代になると、星は指摘する。特に、27年下半期から28年は流れの転換期が訪れる。
「AIに頼って、自分の頭で考えたり判断することや感覚が鈍くなっていくと、12〜15年後に人は考える力がなくなる。人間性を失って、幸せを感じにくくなる。26年下半期は、体調の変化ややる気スイッチが入らなくなる人が増えますが、これはヒントです。AIに聞くと『休んでください』『ゆっくりしてください』と言われるでしょう。AIに依存しすぎるのではなく、違うのではないかと気付けるかどうかが差になる。幸せを感じられるか、感じられないか、その人間性の差が出てくる。27年には二分化し、28年には完全に分かれるでしょう」
そんな幸せを感じにくくなる時代だからこそ、見て、聞いて、感じて、五感を刺激することが大切だという。
「天星術的に導くと、自分の身体を整えて鍛えることが大事。しっかり歩いて、早寝早起きする。旬の食材を食べると、パワーチャージできます。また26年から27年にかけては、和の食材が開運フードになります。身体は命の器だから、大地のエネルギーをどう高められるかです。幸せを願うなら、自分の身体をちゃんと喜ばせているかを意識すること。自分という人間性に着目して高められるかどうかで、今後に差が出てくる。占いは道標にしつつ、良いものを掴めるようにしてください」
幸せの形は、人によってさまざまだ。自分の幸せに気付ける人であるため、頑固さや固執、こだわりを捨てて、柔軟性を持って生きていきたい。
「目の前に現れたことは自分に与えられたことなんだ、と思うこと。一生懸命であることが、すべての幸せの形に繋がっていきます」
天星の見つけ方
1. 運命数を見つける
下の表から、自身の生まれ年と生まれ月が交わる欄を探して、自身の運命数を確認します。


2. 天星数を出します
運命数に自身の生まれた日を足して、天星数を出します。合計数が61以上になった場合は、60を引きます。天星数を右の表と照らし合わせて、自身の天星を見つけます。
例)1987年2月19日生まれの場合
運命数は17 → 17 +19 = 36 → 新月
例)1983年4月10日生まれの場合
運命数は55 → 55 +10 = 65 → 65 -60 = 5 → 大陸

オンラインサイト「星ひとみ 幸せの天星術」では、生年月日を入力すれば、無料で自分の天星を調べられます。
●月グループ

満月 4、10、33、39、45
上弦の月 11、17、32、38
下弦の月 2、3、8、41、47
新月 14、20、23、26、29、36
満月![]() >>See More | 上弦の月![]() >>See More |
下弦の月![]() >>See More | 新月![]() >>See More |
●地球グループ

空 6、43、49、54、55、60
山脈 9、15、16、34、40、46
大陸 1、5、50、53、56、59
海 51、52、57、58
●太陽グループ

朝日 21、22、27、28
真昼 7、42、44、48
夕焼け 12、18、31、37
深夜 13、19、24、25、30、35
星 ひとみ/Hitomi Hoshi
巫女の血筋を持つ家系に生まれ、オリジナル運勢鑑定法である天星術の開祖として活躍。テレビをはじめ、メディアに幅広く出演し、多くのファンを持つ。近著に『星ひとみの天星術2026』シリーズ(幻冬舎刊)など。
- editing: Momoko Suzuki
- illustration: Mari Horikiri
*「フィガロジャポン」2026年8月号より抜粋











