スイカに関する5つの誤解とは?

Lifestyle 2023.08.09

夏の代表的果物といえばスイカ!じゃあ、あなたはどんなふうに選んで食べてる?スイカに関する知識を簡単におさらい。

suika.png

スイカを冷凍してはダメ。photography: Getty Images

【誤解その1】スイカなんてどれも同じだから適当に選べばいい

夏になればあちこちでスイカが売られるようになり、どれも同じように見える。とりわけ丸ごと買うときは迷う。スイカの食べ頃を見分けるにはちょっとしたコツがある。まず、見た目に騙されてはいけない。緑が濃くても食べ頃とは限らない。チェックするのはまず、しま模様の部分。クモの巣のような模様がくっきりついているものを選ぶこと。また、スイカのおしり部分が黄色っぽいかも見て。白いとまだ熟していない可能性がある。

【誤解その2】スイカの皮は食べられない

スイカの皮を食べずに捨てる人が大半だが、ちょっと待って!白い部分は食べられるし、キュウリのような味がする。だから料理に活用してみてはどうだろう。たとえばキュウリとスイカの冷たいガスパッチョスープとか。白い部分は調理しやすく、ゴミの削減にもなる。

【誤解その3】スイカは昼夜いつ食べてもいい

夕方にスイカを食べるのはあまりよくないという研究結果が出ている。その理由は簡単だ。夜に水分の多い果物を食べると胃に負担がかかり胃もたれを起こす可能性があるから。スイカは植物繊維やビタミンが多くて健康に良い果物だが、糖質はやや高め。その点からも寝る前に食べるよりも朝か昼に食べた方がいいだろう。

【誤解その4】スイカの種は食べられない

スイカは脱水症を予防する効果がある。また、カリウムを多く含み、利尿効果でむくみを防ぐ。さらに強い抗酸化作用もある。一方でスイカの種は捨てるものだと思っている人がほとんど。でもスイカの種は食べられるうえに栄養満点なのだ。高血圧に効果があり、心臓にも良いと言われる。そのまま食べるのは固くて美味しくないが、たとえば細かくすりつぶしてスイカのシャーベットを作るときに活用してみてはどうだろう。

【誤解その5】スイカは丸ごと冷凍できる

スイカが大好きな人は、スイカを冷凍したら夏が終わっても食べられるのではと考えるかもしれない。だがスイカの90%は水分であることをお忘れなく。スイカを丸ごと冷凍すると割れる可能性がある。水分が氷の結晶になり、スイカ内の圧力が高まるからだ。仮に割れなくても解凍したときに水分が流れ出てしまい、食感も風味も失われてしまう。スイカを冷凍するなら凍ったままでも食べられるぐらい、小さく切り分けることだ。

夏のマルシェ"スイカのサラダでカラダを癒す"

動画でレッスン「スイカのガスパチョ」

キャサリン妃のお気に入りのランチレシピがSNSで話題に。

text: La Rédaction (madame.lefigaro.fr)

Share:
  • Twitter
  • Facebook
  • Pinterest

フィガロワインクラブ
Business with Attitude
パリとバレエとオペラ座と
世界は愉快

BRAND SPECIAL

Ranking

Find More Stories