「フォーシーズンズホテル丸の内 東京」で、デビット・スタンリー・ヒューエット氏の作品世界を愛でる。

金箔・銀箔、そして赤や黒の絵の具で表現された、大胆でいて落ち着いた雰囲気を感じる作品――。シンプルな構成のなかにあって、日本の武士道や侍のような肉体的・精神的な強さが、そこはかとなく通底する印象も与えてくれる。

観る者の新鮮な感情と情熱を呼び起こす。

作者は、日本在住15年を迎えるアメリカ人のデビット・スタンリー・ヒューエット氏。芸術一家に生まれ、幼い頃から母親のアトリエで絵画に慣れ親しんできたという。本格的な陶芸制作は14歳から開始した。これまで教師・アメリカ海軍海兵隊・銀行員などの多彩なキャリアを積み上げながらも、芸術への熱い情熱とともに活動を続けてきたアーティストだ。

1967年アメリカ、オハイオ州生まれ。

氏の絵画・陶芸コレクションは、過去には日本やシンガポール、アメリカ（ボストン）などで展覧会が実施された。また帝国ホテル東京の永久コレクション（絵画108枚）をはじめ、ホテルオークラ東京、ペニンシュラホテル東京、世界中の企業や収集家などにもコレクションされており、世界的な人気・認知度を高めている。

7月9日より、フォーシーズンズホテル丸の内 東京の「ekki BAR&GRILL」において、彼の作品を店内に常設展示がスタート。デビット・スタンリー・ヒューエット氏の世界を鑑賞しながら、国際色豊かなグリル料理などを満喫できるという趣向だ。

展示期間は１年間を予定していて、ゲストは作品を購入することも可能だ。この機会に、和の精神を感じることさえできる彼の作品に触れながら、心ゆくまで贅沢な食空間を堪能してみたい。

●問い合わせ先
フォーシーズンズホテル丸の内 東京 エキ バー＆グリル
tel:03-5222-5810