日曜日も営業。美味しいブラッスリー、ゼブラを目指す。
Paris 2018.07.26
新しいレストランのオープンが続く、パリ。16区のメゾン・ドゥ・ラ・ラディオ内のレストランも今年に入ってから新装オープンしたけれど、今度はその建物が面する広場にあったブラッスリーも魅力的な場所に大変身を遂げたのだ。名前はZébra(ゼブラ)。

テラス席も魅力なゼブラは、16区のメゾン・ドゥ・ラ・ラディオの向かい側。NuxeのスパがあるHotel Squareの一角を占めている。photo:Yann Deret
最近のレストラン業界ではひとつ成功させたチームが次も成功させて、さらに新たな店を開いて、といった傾向がある。ゼブラはRoco、Roca Darocoという流行りの店を仕掛けたふたり組が、さらに業界の辣腕と組んで、という点でも話題なのだが、もっとも、食事をする側にはそうした背景はあまり関係ない。大切なのは美味しくて、サービスも感じよく、そしてインテリアが目に快適、というポイントが満たされていることでは? ゼブラはその点、パーフェクト! そして、日曜も含め朝から深夜までのノンストップ営業というのも、ハイポイントだ。

モダン・ブラッスリー。朝食から深夜の1杯まで。

ノンストップ営業なので、夕方のアペリティフにも。メニューには和牛ジャンボンやサラミなどのおつまみも用意されている。photos:Yann Deret

天井にも注目を。
前菜にはポワロー葱のマリネ、ウフ・ミモザ、メインではタルタル・ステーキ、シンプルなチキン・グリルといったブラッスリーの定番料理が、ちゃんと並んでいる。そして ランチタイムには、曜日替わりのメイン(19ユーロ)が用意されているのも昔ながらのブラッスリーらしい。例えば水曜日はムール・マリニエール、金曜はエイのヒレとケッパーというように。

前菜のウフ・ミモザ(9ユーロ)。

前菜のグリーンピース、そらまめ、イチゴのサラダ(13ユーロ)。

黒ダラのアイオリ・ソース(24ユーロ)

ルバーブとフワンボワーズのパヴロヴァ(10ユーロ)。ほどよく甘酸っぱいルバーブとフランボワーズを半円のメレンゲに詰め、愛らしい。photos:Mariko OMURA
時代を超えて愛されるパリのブラッスリーながら、現代的に。そんな内装をまかされたのは、オリヴィエ・ドゥラノワとフランチェスカ・エーリコという若いふたり。大理石のテーブルもあれば木のテーブルもあるといった広い空間内、グリーンがうまく配されて、店内に入るや快適感に包まれる。ゴールドの雨が降り注ぐような天井、見事な大理石のバーカウンター……21世紀のブラッスリーの誕生である。

エントランスを占める大理石のバーカウンター。

落ち着いたサロン風テーブル席も。photos:Benoît Linero
réalisation:MARIKO OMURA



