エルメスのハイジュエリー新作、ブティックで展示。
Paris 2018.10.01
7月のオートクチュール週間中に、エルメスのハイジュエリーの新作Enchaînements Libres(アンシェーヌマン・リーブル)が発表された。その際はプレス関係者などの限られた人にのみお披露目されたが、10月13日まで、フォーブル・サントノーレ通り24番地のブティックに行けば誰もが鑑賞できるのだ。

新作コレクションEnchaînement Libreより。“自由な繋がり”といった意味で、繋がりということばの中にはチェーンという単語(chaîne)が含まれている。photo:Kalim Sadli

photo:Kalim Sadli

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造形のジュエリーとサブタイトルされ、新作展はブティックの2階の奥で開催されている。エルメスの起源である馬具、1938年に生まれたアイコニックなシルバーブレスレット「シェーヌ・ダンクル」が、ジュエリー部門のクリエイティブ・ディレクターのピエール・アルディのインスピレーション源となったコレクションだという。ジュエリー職人たちがその巧みを極限まで発揮したジュエリーのひとつひとつには、メゾンのコードと彼のクリエイティビティがバランス良く込められている。身体、動き、均衡、アナトミー……コンテンポラリーダンス経験を通じて得た知識、感覚を有するピエール・アルディならではの創造性が生み出した29点のジュエリーは、身体への美しい賛歌。英国人アーティストによるブランクーシの彫刻を思わせる丸みを帯びた白いフォルムにチェーンをテーマにしたジュエリーが柔らかに沿うさまからは、メタルと身体のセンシュアルな関係が浮かび上がる。会場にはアーティストによる白、薄灰色のオブジェもウインドウに展示している。

2階奥の会場。この3年くらい本店に行っていない人はこの展示会場に向かう途中、かつてはなかった馬を描いたタイルの装飾に目を奪われるだろう。©François Lacour

©François Lacour

©François Lacour

©François Lacour
会期:開催中〜2018年10月13日
Hermès
24 rue du Faubourg saint Honoré
75008 Paris
営)10:30〜18:30
休)日
réalisation:MARIKO OMURA



