フランスで庭はじめました【2019 Mai】 日曜日はブロカントと水車小屋を訪ねて。〈後編〉

Paris 2019.05.16

吉田パンダ

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こんにちは、吉田パンダです。前回の続きで、今回も“田舎暮らし”編です。サングラスのマダムに招かれて門をくぐったその後ですが、怒られることもなく敷地を案内してもらいました。敷地内に4軒の家があり、マダムが住んでいるのはその中で最も大きい、18世紀にはシードル作りを営んでいたお屋敷。古い外観はそのままに、窓などは新しくなっています。

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よかったらシャンパンでも飲んでいく?と、ここに住むミリアムさん。よく見ると、スニーカーは何気にコム デ ギャルソンですね。さすが!←なにが。

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大きな4つの梁がこの家を支えていますが、そのうちのひとつには年代が彫られていました。築266年!

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ダイニングルーム。ほんとに突然お邪魔したんですが、いつ人が来てもいいように整っているところが、もうスゴイ。

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旦那さんとツーショット。2年後にはこの家を売って、ギリシャの離島(!)に引っ越すそうです。「『フィガロジャポン』の読者で、この家に興味がある人はいないかしら。ヨロシクね」とミリアムさん。

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ご興味のある方は、不動産も扱っているお近くのパンダ商事へご連絡くださいまし。

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庭は2,000平米以上あるかと思われます。ここはその一角。

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さて、ミリアムさんのシードルハウスを後にして、水車小屋へと向かいますが、その前に。

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すぐ近くで「Vide Maison(引っ越し売り)」をしていたので、そちらも訪ねました。

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来週にはこの家を引き払って引っ越しをするのよ、とフランソワーズおばあちゃん。どんなものを売っているんですか?

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鉄製の古いアイロンは、ご主人のジェラールさんのコレクションだそうです。

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この秤もジェラールさんのコレクション。「ほれ、カメラの重さを測ったりするのに必要じゃろ。ひとつどうかな」と売り込まれますが、「なんでやねん」。

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ちょっと来い、と今度はジェラールさんが案内してくれました。この小さな離れには冷蔵庫、洗濯機が置かれています。

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こっちから見るのもいいんじゃよ、と庭側にも連れてきてくれました。このブランコやシーソーで遊んでいた子どもたちももう巣立ち、来週にはこの家ともさよならなんですね(涙目)。

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などと寄り道ばかりしながら、ようやく着いたよ水車小屋。

Le Moulin d’Ande

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宿泊棟。ウチの窓もこんな感じの作りです。なんだか親近感。

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歴史遺産に指定されている水車。さすがにいまは使われていませんが、その歴史は12世紀に遡ります。

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水車小屋とそれに連なる家屋は、いまはアーティストレジデンスであり、コンサートや催し物を定期的に行う施設となっています。トリュフォーがこの場所で『突然炎のごとく(原題:Jule et Jim)』(1961年)という映画を撮ったことでも有名(?)です。ほかにも数多くの映画監督、文化人がここを題材に作品を作り、現在にいたっては吉田パンダさんがブログの題材に取り上げた、、と。

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周りには何もありませんが、宿泊もできますので古民家好き、自然好きの方にはおすすめです。

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庭の置物。ウチに置いたら唐突感があるので、やめておきます。

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すっかり寄り道がメインになってしまいましたが、前回につづき、お宅訪問と水車小屋でした。次回は庭仕事します(宣言)! どうぞお楽しみに。

【関連記事】
日曜日はブロカントと水車小屋を訪ねて。〈前編〉
吉田パンダの「フランスで庭はじめました」

photos et texte : PANDA YOSHIDA

写真家。長年住んだパリを離れ、現在フランスはノルマンディー地方にて、犬猫ハリネズミと暮らしている。庭づくりは挫折中。木漏れ日とワインが好きで夢想家、趣味はピアノ。著書に『いぬパリ』(CCCメディアハウス刊)がある。instagramは@taisukeyoshida

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