毎日をちょっぴりハッピーにする5つのこと アーティストのニナの日常に幸せをもたらすもの。

Paris 2021.05.06

おしゃれに暮らすパリジェンヌが、おうち時間を楽しく過ごすアイデアを披露。アーティストのニナが大切にしている暮らしのエッセンスは?

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Nina Koltchitskaia|ニナ・コルチツカヤ
アーティスト
モスクワに生まれ、9歳から4年間はラオス、高校卒業後はミラノ、と海外暮らしが長いニナ。パリに来て15年、現在は文学と哲学を勉強しながら写真学校に通う。カメラマンとして仕事も受けつつ、趣味で描いていた絵がロックダウン後はライフワークに。夫はミュージシャン。
Instagram:@ninakoltchitskaia

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#01. 友だちの作った服を着る。

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「着るたびに友だちの顔が浮かんで、パワーをもらえる。今日着ているセーターは親友のレミによるTricot、絵のそばに置いたニットと付け襟はシーニューヨーク」。ルージュを手がけるジャンヌ・ダマスとも仲よし。

#02. アトリエに自宅に、花、花、花!

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最上階にあるアトリエにも自宅にも花は欠かさない。「花は私の元気の源。自由で儚くて、いまを生きている証のようなもの。自分の絵にもよく登場する」。チューリップいっぱいの花瓶にも、よく見ると花のペイントが。

#03. 絵は幸せなハプニング。

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ニナの日常に幸せをもたらすのは、アクリル画を描く時間。「夢の中で目にしたものを紙に写す。柔らかに波打つパステルブルーの海や、カラフルな空……。色にあふれた偶発的な線に没頭していると、心が落ち着くの」

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#04. 上質な音で音楽を聴く。

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「絵を描く時、読書する時、夢を見る時、私のそばにはいつも音楽がある。好きなのはジャズと、夫の弾くピアノ」。レコーディングや映画スタジオ御用達のウィーンの老舗メーカー、アー・カー・ゲーのアンプを愛用。

#05. 年代物のジュエリーは目の保養。

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「ロシアの祖母から受け継いだルビーや、パパから譲り受けた年代もののリングを眺めていると、家族の温もりを感じる」。アンティークジュエリーを扱う人気店、ギャルリー・ペネロップのビジューもお気に入り。

*「フィガロジャポン」2021年5月号より抜粋

photos : MARI SHIMMURA, réalisation : MASAE TAKANAKA

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