15年目に奇跡のメダイユ☆
世界中からたくさんの人が訪れるパリの人気観光スポット「奇跡の(不思議の)メダイユ教会」。
パリ7区のボンマルシェ近くにある、カトリック礼拝堂“Chapelle Notre-Dame de la Medaille Miraculeuse”です。
パリに来た当初、お世話になっていたYさんにご案内いただき訪れたのが最初。
以来日本から遊びに来てくれた親戚、友人を案内するお決まりスポットの一つになりました。
この教会は聖ヴィンセンシオ・ア・パウロと聖ルイズ・ド・マリアックによって創立。
1830年、修道女カトリーヌ・ラブレがマリア様からお告げを受けてメダイユ(メダル)を作りました。
その2年後にパリでコレラが流行し、このメダイユを人々に配ったところコレラが激減。
コレラ・狂犬病等の快癒が報告され、無神論者たちの改心、メダルを手にした人に奇跡が起こり幸福が訪れると広まり「奇跡のメダイユ」で知られる教会となりました。
教会内部は白が貴重でブルーの壁画が涼しげに美しく、なんとも穏やかで優しい空気に包まれています。
この日、ちょうどミサが終わった後で教会内の撮影もOKでした。(ミサ中はNG)
礼拝堂の奥には聖女カトリーヌ・ラブレの遺体があり、死後も腐敗せず清らかな姿のまま眠っています。
さて、お祈りの後、お土産ショップでメダイユを!
というのも、これまで何度も来ているものの、自分にそのメダイユを買ったことがありませんでした。
理由は、初めて連れて来てくれたYさんから
「このメダルは自分で自分のため買ってはダメなんです。誰か大切な人の幸せを思って贈るもの、贈られるもの」
と、伺ったから。
K「あのさー、もうかれこれ15年近く経ってるけど誰も私にくれないから、あなたが私の幸せを祈って買ってくれる?」
夫「君はもう十分幸せだと思うから必要ないな」
K「え・・・。人生折り返し、これからの無病息災を祈ってもらわないと!去年は真夏に骨折して大変だったし…」
夫「・・・。」
こうしてようやく夫からプレゼントしてもらいました。
さて、そのメダイユは素材や色(金、銀)とサイズ違い、チェーンの有無などで種類がいくつかありまして、小袋に10個入りなどもあります。
お値段は個別のもので0.5〜4€ぐらい、まとまった小袋モノは2〜5€ぐらいだったと思います。(すみません、きちんとチェックしてません)
私はブルーの中サイズのゴールドとミニサイズのゴールドの2個を重ねづけすることに。
(メダイユの裏側デザイン↓)
とにかく秘かにずっと欲しかったメダイユなので日々の感謝を忘れずに!と思って身につけたいと思います。
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