Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

Akram Khan☆Théâtre des Champs-Elysées

1月11日から14日までパリのThéâtre des Champs-Elysées (シャンゼリゼ劇場)で上演されたAkram Khan(アクラム・カーン)の最新作『GIGENIS, THE GENERATION OF THE EARTH 』を鑑賞してきました。

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今回はこのあたりの席で。

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見慣れた天井ですが、来るたびに撮ってしまう。

劇場の建築には、主にアールデコの要素が反映されていますが、その一部にはアール・ヌーボーの影響も感じられ、アール・ヌーボーの優美さとアールデコのモダンさが調和した素敵な空間。

IMG_2769.jpegところで、ダンサー・Akram Khan(アクラム・カーン)を知ったのは、初めて観たのは、大好きなバレエダンサー・Sylvie Guillem(シルヴィ・ギエム)との共演でした。

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彼は、バングラデシュ系イギリス人のダンサー、振付家で、現代ダンスとインド古典舞踊「カタック」を融合させた革新的な作品で知られています。

彼のスタイルは、伝統と現代性を繊細に結びつけ、物語性や哲学的なテーマを深く掘り下げる点が特徴的と。

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本作は、インド古典舞踊への回帰をテーマにしていて、カーン自身を含む7人のダンサーと7人のインド古典音楽家が共演。

物語は、インドの叙事詩『マハーバーラタ』に触発され、王位を巡る2人の兄弟の対立と、戦争に翻弄される母親の視点から展開。

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エキゾチックな音楽が印象的でもありました。

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普段コンテンポラリーダンスを観る機会は少なく、コロナ禍後は初めてと久しぶりだったのですが、ダンサーたちの体の動き、特に今回感じたのは指先の動き。

専門的なことはわからぬ私ですが、ダンサーの卓越した技術に惹き込まれ、その世界に没入。

やっぱりダンスって素敵で面白い!と感動でした。

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GIGENIS, THE GENERATION OF THE EARTH 』は、アクラム・カーンの50歳を記念する作品として、彼のルーツであるインド古典舞踊への深い敬意を感じる、現代的な解釈を融合させた意欲的な作品だったと思います。

<info>
Théâtre des Champs-Elysées (シャンゼリゼ劇場)
15 Av. Montaigne, 75008 Paris
GIGENIS, THE GENERATION OF THE EARTH 
 

*****おまけのパリ*****

近所のパン屋さんに毎年登場する50人分ぐらい?な巨大ガレット。

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1ピースずつ販売。

この中にもフェーヴは仕込まれているのかな?!

KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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