昼夜必ずズッペ☆
滞在中のホテルは、3食付き。
ランチとディナーは日替わりコースメニューですが、いずれにも必ず「ズッペ」(Suppe ・スープ)が出ます。
到着日のランチは、ビーフコンソメに海老のラビオリ入りズッペでした。
私の中ではスープは前菜カテゴリーだったのですが、正式なオーストリア料理は、ズッペ(Suppe スープ)、フォアシュパイゼ(Vorspeise 前菜)、ハウプトゲリヒト(Hauptgericht 主菜)とバイラーゲ(Beilage 副菜)、ザラート(Salat サラダ)、メールシュパイゼン(Mehlspeisen デザート)というコースなのだそう。
夫「旨いな〜、これ!(ネギのスープ)」
K「クリーム系でもそれほど重くなく、サラサラした軽さ♬」
夫「スープがあるだけで幸せ♡」
そうだった、、この人(夫)はかなりのスープ好き。美味しいスープを食べれば簡単にハッピーになれる!?
味噌汁はそれほど欲しないものの、クリームスープ、コンソメスープ、そして特に「ボストンクラムチャウダー」には目が無い。
夫「何これ?」
K「ハスニップにバジルソースだって」
夫「ハスニップがこんなに美味しいものだったとは知らなかった!」
スープになれば何でも美味しく感じている節がある。(と思う)
K「なんかでもスープの味付けは比較的塩っぱいよね」
夫「オーストリア料理は基本的に塩っぱいものらしいから、いいんです!」
オカシイ…いつもは減塩志向なのに。。
夫「たくさん汗をかいた後の塩分補給は大事♬」
と、毎日昼夜とズッぺをいただいてる訳ですが、これは!!と私がこれまでいただいた中で大感激したのはオマールのクリームスープ。
K「これはかなり美味しい!」
夫「だろ!オーストリア飯は旨いんだよ♡」
って、そこそこ味にうるさい男なのにスープだけでオーストリア料理にはかなり高得点を与えている気もする…。
夫「で、俺は思うんだけど去年より食事が美味しくなってる。スープも洗練された旨さだし、これは絶対今シーズンからニューシェフだな!」
K「そう? ま、でも確かに去年より食事のポーションは小さく、プレゼンテーションが綺麗」
夫「後でモニカ(ホテルオーナーマダム)に聞いてみよっと♬」
そんな話をしながら自家製ポテトチップスが添えられたポテトスープもペロリ。
ジビエのコンソメにナッツのクネル入りというのもこの地方ではオーセンティックなのかもしれませんが、私達には新鮮。
食後、モニカさん発見。
夫「ちょっと聞いてもいいですか。今シーズンの食事は去年より更に美味しくなったと感じているんですけど、ダイニングのシェフは代わったの?」
M「美味しくなってます? シェフは去年と同じで代わってませんよ。でもね、夏の間にいろいろなところで学んでくるのでその成果が出てるってことかしら。美味しくなったと言っていただけて嬉しいです!」
それにしてもゲストの中には1ヶ月ほど滞在する人もいるホテルなので、毎日飽きないズッペ、食事を用意するのは大変なことだと思います。
美味しい料理を作ってくださるシェフはじめダイニングチームの皆さんに感謝☆
さて、毎日夕方には隣りのレッヒ村へ出かけています。
私の楽しみは毎度のことながら地元のスーパーぶらぶら。
6年目にしてハムが美味しい!と気がつきまして、お土産に欲しくてチェック中。
チーズは、やはりフランスの方が好きかな…
そして夫はいつもこのコーナーからなかなか離れない。
ホテルで連日美味しいスープをいただいてるせいで、この地方ならではのインスタントスープをお土産に欲しいと。
インスタントではあるけれど水ではなく牛乳で仕立て、そこにシェリーやカルヴァドス、オリーブやトリュフオイル、生クリームなどを少し入れるとなかなか美味しくなります。
とりあえず買ったけれど、帰るまでに追加される可能性大?!
ARCHIVE
MONTHLY