クレージュでミレジム・ピースを入手したら、お隣の白いカフェでちょっとティータイム
Paris 2013.06.12
大村真理子の今週のPARIS
ここのところ久々に名前がクローズアップされているクレージュ。アンドレ・クレージュがバレンシアガのクチュールメゾンから独立し、自分のメゾンを開いたのは1961年と昔のことである。フューチャリスティック!と世間を驚かせたシンプルでモダーンなデザインは、50年以上経た今も魅力的という、何とも時代を超越したものだ。スタイリッシュなミニのワンピース、ナイロンのブルゾン、エスキモーの雪眼鏡にインスパイアーされたサングラス......。

2013~14年秋冬コレクションより。メゾンのエスプリを失うことなく、永遠にモダンなアイテムがいろいろ。
創業からデザイナー自身がメゾンの持ち主だったが、2011年に2人の男性がオーナーとなった。彼らはアンドレ・クレージュという偉大なクリエーターへオマージュとして、過去の作品を販売する小さなミレジム・ブティックをオープン。クレージュのことを知らない若い女性も、このブランド名を懐かしく思い出す女性も、ミニワンピースやシルバーのブーツなどを試着して、楽しい買い物時間がここで過ごせる。このブティックは並びの未来的雰囲気に満ちた左隣の本店に声をかけて、扉をあけてもらうシステム。本店には、クレージュのDNA を尊重した新コレクションが揃っている。
小さいミレジム・ブティックに広がるクレージュの世界。
宇宙船に乗り未来を旅したような気分で買物に浸った後は、すぐに現実時間に戻らずに、隣のカフェ・ブランでティータイムというのはどうだろうか。イートインもテイクアウトも可能で、メニュー監修はアラン・デュカス。ガトー・ニュアージュ(雲)という名の軽~いケーキが売り物だ。日本でおなじみシフォン・ケーキよりもっと軽く、口の中でふわっと消えてしまいそう。パスタ、サンドイッチ、スープなどもあるので、ショッピングの合間に簡単なランチを!というときにも、ここはおすすめ。
(左)カフェ・ブランという名に違わず、白でまとめられたカフェ。(右)ふわふわのガトー・ニュアージュ。カフェとのセットで4ユーロ。
40,rue François 1er
75008 Paris
営)10:15~19:00(ブティック)、9:00~18:00(カフェ・ブラン)



