大人の絵本のページをめくるように。

セーヌ川を手前にし、エッフェル塔を真ん中に、澄んだ青空のパリの風景。シャルロット・ガストーさんの愛らしいイラストを配置して、大人の絵本のようなイメージのパリガイドを作ってみました。

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今回、パリを特集するうえで下調べをしていた時におもしろかったのは、街中にアートの新スポットがぽつぽつと増えてきていること、そして、以前はオンラインでしか展開できなかったファッションブランドがリアル店舗を持ち始めていることでした。そして、それらのすべてがセンスよく、かつユニーク。本来、ローカルを味わいに人々は旅するはずです。しかしながら、この10~20年はどこもかしこもグローバル化で似たようなショップや演出のアプローチが多くなっていました。でも、最近のパリは専門性にもう少し軸足を移そう、としているかのよう。「ここでしか、この街でしか味わえない」何かを提供しようとしてくれている気がしました。つい先日、パリファッションウィークで街歩きをしていても、途中で見かける新しいフラワーショップがとても素敵だったり。やはり、パリはロマンティックがあふれるパラダイスです。

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パリの代表的なメゾン、ディオールのギャラリーは、ここしばらくパリ名所のナンバーワンです。そこで行われる大々的な展覧会、ぜひ訪れて。同時開催のアライア財団もファッションを愛する人には必見。

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自身のブランドを立ち上げる人、自身のセレクトで優れたヴィンテージショップをオープンする人。パリはいつでもファッションの都。シャツやヘアアクセなど、特化したアイテムに注力。

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ユーロ高円安で悲鳴ですが、せっかく訪れた旅先では可愛いお土産ほしいですよね。マクロン大統領夫人の親戚のショコラティエによる名所フォルムのチョコレートはフィガロ編集部でも大人気。

今回は中心地以外に、パリから1時間以内で行けるアートに縁のある町を紹介。ジャン・コクトーが晩年を過ごした村も紹介しています。何度目かのパリに訪れた人にとっては素敵な変化球のスポットです。

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ミリー・ラ・フォレの礼拝堂にはぜひ訪れてほしいです。コクトーによるイラストが見られます。

今号から、コーディネート指南や、シーズントレンドマストバイアイテムなどにフォーカスする10ページ仕立てのファッションテーマを新設しました。初回のテーマは「フレンチシック」。パリジェンヌ的な永遠の定番スタイルのようでいて、少しずつ進化するフレンチシックの現在を捉えて、スカーフやデニム、ボーダー、レザーブルゾンなど、リーズナブルプライスのものをメインにまとめています。

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俳優の赤楚衛二さんにバーバリーを纏ってご登場いただきました。顔立ちがとてもスイートなのに、ヨーロッパ的なムードを醸すことができる方だと撮影された写真を見て感じました。

今号では、髙橋海人さんにもファッション撮影&インタビューでご参加いただきました。幼い頃、家でオリジナルのロボットを作っていたとか、砂場の泥団子を丁寧に仕上げたら壊すことができなかった、というエピソードを原稿で読んで、ものづくりやクリエイティブへの敬愛が半端ない!と感じました。素晴らしい「描き手」でもある。春に生まれた髙橋さんを、イラストミックスが表紙のパリ特集号に参加いただけてうれしかったです。

フランスは香水文化の中心でもあります。日本人でも香りを愛する人はフランス文化も好まれる方が多いようにも思います。新しいメゾンや調香師も最近はたくさん登場して、ニッチフレグランスも元気です。試していただきたい香りばかりを紹介しています。

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綴じ込み付録では、50軒ちかくのパリの新グルメスポットを掲載しています。ビストロとガストロノミーを合わせたモダンスタイルのビストロノミーや、インテリアも可愛いサステイナブルレストラン、進化系クロワッサンのおいしいパン屋など、食いしん坊にはうってつけ。

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ここで紹介しているのは、新店かつ若手が立ち上げた独自の試みのある店ばかりです。

パリやフランスでのアールドゥヴィーヴルの在り方は、こういう旅特集の取材時に芯から学べます。担当編集者はラッキーです。実際、入稿~校了は大変ですが......ね!

フィガロジャポン編集長 森田聖美

編集KIM=編集長森田聖美 2024年よりフィガロジャポン編集長。フィガロ歴約30年。旅、ファッション、美容、カルチャーなど、現場時代はマルチで担当。多趣味だが、いちばん大切にしているのは映画観賞。格闘も好きでMMAなどよく観戦に行く。旅は基本的にひとりで行くのが好み。チミーグッズをこよなく愛する。

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