トラットリア ピエトラ ビアンカ／麹町／イタリアン 味付けは塩とオリーブオイルで。南イタリアの伝統料理。

長靴形をしたイタリア半島の、ちょうど踵部分に位置するのがプーリア州。そのプーリアの料理に特化したトラットリアが、2月にオープンしたこちら。

「日差しが強く平野部が広い土地柄、力強い野菜や海の幸にも恵まれているため、塩とオリーブオイルで調味しただけ、といったシンプルな料理が特徴ですね」とは本間道夫シェフ。メニューを見れば、プーリアのソウルフードでもある「プレディファーヴェ（乾燥ソラ豆のピューレ）」をディップ代わりに食べる野菜たっぷりの前菜や、渦巻き形サルシッチャを使ったパスタなど初めて見聞きする料理が満載。鮨店垂涎の仲卸、やま幸の本マグロを使った炭火焼きも見逃せない。

手前から「プーリアのソウルフード“プレディファーヴェ”有機野菜とともに」￥1,650。千葉の農家、キレドの無農薬有機野菜は力強く美味。「全粒粉のフリチェッリ プーリア風サルシッチャと色々なハーブ」￥1,760。プーリアのワインはグラスで￥600～

赤身とトロを使った「豊洲・やま幸のおいしい本マグロの炭火焼き」￥2,860

プーリア産ワインは約70種ある。

＊「フィガロジャポン」2020年5月号より抜粋